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合言葉はヒュッゲ

大道芸人親子

ザ・ノンフィクションという番組で
アコーディオンを使った大道芸を生業とする女性と幼い息子の特集をしていた。

アコ・デ・ノンノンという芸名で、上野公園を拠点として芸を披露していたが、長引くコロナ渦で仕事は激減。リモートを使って高齢者施設への慰問をしたりしたが、埒が開かず、母子家庭の生活を脅かしている。

アコーディオンで演奏しながら、竹馬に乗ったり、タップダンスを踊ったり。

ピエロの格好をしたり、派手なステージ衣装や化粧をして観客を楽しませる工夫をしていた。

彼女の息子はまだ就学前で、とてもかわいくて純朴な子。

母の背中を見ながら育ち、母の手伝いで自分もピエロに扮装し、シルクハットを金銭箱と持っておひねりを集めて歩く。

ノンノンさん曰く、息子に強要をしていないと言うが、実家に預ける環境がありなが
ら仕事場に連れ歩き待たせていたら、どう考えても手伝わなきゃいられないかもね。

ノンノンさんの生き方はたくましいし、夢だったアコーディオンの大道芸を生業として続けていく勇気と努力には脱帽する。

ただ、時代は厳しい。今時大道芸だけで子どもを育てて行けるのか?

やはり大道芸はセカンドビジネスと割り切って、他に仕事を見つけなければ未来は暗いと感じる。

母子家庭を取り巻く環境は厳しい。それは時代を経ても同じだと思う。

私も息子を一人前にするまでとても苦しかった。

だからこそ、ノンノンさんとぼうやには幸せに生きてほしい。
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