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合言葉はヒュッゲ

昨日の寅さん

昨夜放送の「男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎」は33作。マドンナは中原理恵でした。

昭和59年公開。な、なんと寅屋の冷蔵庫が2ドアになりました。遅っ!

もうこの時代であれば3ドアも当たり前。炊飯ジャーも浸透してるはずですが、寅屋は高度成長期の頃の日本の生活を追い求めているのですねえ、きっと。

中原理恵は、タバコの似合う女性です。
東京ララバイ歌っていた頃より角が取れた印象でした。

寅さんは、生い立ちの複雑な孤独な女性、風子と知り合い【つうか、寅さんのマドンナは皆ほとんど生い立ち複雑】、風子が恋した渡津恒彦演じるサーカスレーサーとの生活に疲れ、病に伏した風子を寅屋に連れて行き介抱。
この安アパート、納屋並みの粗末な部屋。
沼みたいな川べりに建っていて、傾いた舟が漂着してる。
山田洋次監督って、路地裏の貧困を描くのが得意なんだね。
寅さん、またもお節介。寅屋の皆もお節介。

結局風子は、寅さん達の反対を押し切りその男の元に舞い戻るも、上手くいかず、別のまともな男と結婚をすると手紙が届く。

真夏の北海道で式を挙げ、さくら一家が出席、そこにひょっこり寅さんも現れるが、熊に追われて逃げ回る姿をコミカルに描きジ・エンド。

寅さんの作品には基本悪者はいない。
なので、見終えた後も疲れ残らず、快適です。

 


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