あの、フツーに怖いんですけど。
みちるが包丁片手にしゅうじの家に押入り、何度もきぬかや子ども達に襲いかかる。そして「止めろ!止めろ!みちるくん!」と叫びながらしゅうじ止めに入る。
包丁は誤ってしゅうじの腕をかすめ、一瞬我に帰るもみちるの暴走は止まらず、逃げ惑うきぬか母子を追いかけ、さらにしゅうじに止められ階段から転げ落ちるもまた復活。次には一緒に死のうと叫びしゅうじの
太ももを刺し、表に逃げるきぬかと子ども
を追いかける。
きぬかが声を裏返し原っぱを泣き叫び逃げるのだけど、なんで近くの家に駆け込まないのか?
しゅうじの家は駅近の開発住宅地で、隣近所に家はない。
売出中の土地区画の中、ぽつんと一軒佇んでいるのが印象的。
これだけ揉み合い、何度も襲われて怪我もしているのに、襲われてもただ逃げ惑うだけって💦
しまいにはきぬかの父である精神科医師おとうちゃまも加勢し、血を見る乱闘の中、公園の階段をしゅうじとみちるが重なり合って転がり意識を失い救急搬送。
スタントマン使用だろうけど、石段ゴロゴロ転がり落ちるって、痛そー💦
しかし、身体張ってるな、みちる役の雛形あきこ。演技でもあれだけの修羅場シーンでは、怪我や打身、免れなかったんじゃないかな。ホラー映画さながらのど迫力でした。
でも意識を取り戻した後、けろりと妄想が取れたなんて、あれは病気と言うより、狐にでも取り憑かれた?感じ。
この時代のストーカー事件、警察介入はまだ本格的じゃなかったのかな?
しゅうじもあれだけ危険な目に何度も遭って、「みちるくんが手錠をかけられる姿を見たくない」とおっしゃいました。
は?お人好し?単なるあほ?
しゅうじは課長だけど、みちるにストーキングされてから会議はさぼるわ、早退するわ、仕事フケてみちるの部屋へ行くわ、おい、いくら管理職と言えど仕事しろよお前!と言いたくなりました。
最終的には、妄想の取れたみちるはしゅうじを訪ね謝り、みちる一筋だったきたがわと結ばれる予感。きぬかも家に戻りめでたしめでたし。
つうか、ほんとにこれでえーの?