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合言葉はヒュッゲ

映画 ケープフィアー

映画館で観た覚えがあり、BSプレミアムにて録画。1991年公開のサスペンスホラーです。90年代って、ホラーが多かった気がする。そして、その頃私は30歳。ホラーにハマっていました。

卑劣な悪党レイプ犯を演じたのはロバート・デニーロ。こんな汚れ役よく受けたねえ。
デニーロにストーカーされる弁護士役にはニック・ノルティ。今では懐かしい名前です。

ノルティの妻役にジェシカ・ランディ、年頃の娘役にジュリエット・ルイスが出ていますが、まだ18歳のこの当時、名優らを前に凄まじい存在感と演技力が圧巻です。

やっぱ、才能あるんだねえ。彼女はこの後、ギルバートグレイプにも出演してますが、やっぱすごく輝いています。

物語は、レイプ犯の国選弁護士として関わった事から犯人に逆恨みされ、出所後、14年前の恨みをはらそうとする怨念、つまりどう考えても逆恨みですが、犯人にとっては、自分をムショ送りにされ、そのムショで散々な目に遭って来たという理由から幸せな弁護士一家へ復讐を仕掛けます。

妻の飼い犬を殺したり、恋人に近づき顔を噛みついて頬の肉を削いだり、娘をマインドコントロールして夢中にさせたり。とも
かくこれでもかというほど、反社会的なクズっぷりを発揮。
こんな奴はいくら素敵なデニーロ様でも許せない。地獄へ落ちてくれと願ってしまいます。

船の中での乱闘シーンもグロかったです。
犯人が身体に火を放たれ、湖に落ちる姿ヤバイ。

世の中、人の皮を被って生きている獣が存在するって事を映画でなく、現実として感じた作品でした。

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