ODが止まらない。致死量は飲まないから、誰にも迷惑かけてないからいいじゃんと。
ODする自分が責められるのはおかしいとご立腹。
身体を蝕む自傷行為だとは思っていない様子です。
何故そんなに飲みたいの?と聞くと、
今日で自分の人生は、そして世界は終わってしまうから飲むのと。明日が来ることはないはず。だから先に終わらせてしまおうと思うのと。
でも、いつも目が覚めればまた今日が始まる。世界は終わっていなかったという現実。それが辛いと。
薬はごく普通の市販薬。知らぬ間に薬局に出かけ、気づいたらそれを購入して帰り、そして瓶を開ける。40錠数えて少しずつ飲み干すのだと。
効いてくると、ふわふわした感じが気持ちいい。何も嫌な事は考えなくて済むのだと。
嫌な事?今自分がいる現実の世界。環境から離れられない苦しみ。
虚しさで沈んだ心を浮かすために取る嗜癖行動。
彼女達のこの深い闇が明けて、希望の光を掴めるよう願うばかりです。