木造住宅等の基礎配筋は専業の鉄筋業者ではなく、左官業や土木業または、木造住宅等に特化した基礎施工業者が行う場合が大半。
専業の鉄筋業者は鉄筋設置の理屈を知っていると思うけど、その他の業者は理屈を知らないで見様見真似が多いと思われます。
例えばユニット鉄筋を使用する場合、ユニット鉄筋を工場で加工する場合は、人通口部分の立ち上がり下端主筋が連続していない場合がよくあります。
業者に指摘すると、ユニット鉄筋の工場からこのように加工されていたとか今まで指摘されたことが無い等と反論されることがあります。
立ち上がりの下端主筋は人通口であれば、連続している必要があるので、そうでなければ、継手同様にD13を40dの重ね継手で追加しないといけません。
(人通口下の連続した下端筋の脇に更に1~6本の補強筋を追加する事も、上端筋が無いことの補強策としてよく見かけます)
人通口下端主筋が連続していない現場が散見されるので施工者のみならず、工事監理者の知識不足だったり現場に行かないということが問題だと思います。
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