Good God!☆SakU☆

Mシュナウザー☆咲(SakU)【はは】と☆まつり【むすめ】の☆Good God!な日々♪

アブーのノートより☆5

2008年10月29日 | ☆アブーのノート

今日は☆アブーのノート【咲の出産&育児】になっています。
咲☆まつりをみにきてくださった方 ペコッです

今回は【逆子】編です☆

交配から57日目でレントゲンを撮ってもらったときに
5匹中…3匹が逆子とわかったワケですが…

その時のレントゲン画像がコチラ☆



犬の逆子はよくあるらしく、そんなに心配することはないという☆獣医さんのお話しでした

そして~レントゲンからすると…




このコが一番最初に産まれてくれると…逆子が直る可能性が大とのことでした

そして実際、産まれてみれば逆子は…☆まつり(3♀)1匹だけだったのでした

☆獣医さんの説明では…
最初の☆ポコ(1♂)が産まれると、ギュウギュウ積めだったところに
すき間ができ赤ちゃんが動きやすくなるので逆子が直るらしいとのことでした

おなかの中で…誰と誰?が上手い具合に回転してくれたのかはわからないけど
☆まつり(3♀)だけが逆子だったのは…
きっと回転の回転…要は動きすぎで逆子になったのではないかと推測します (~_~;)

それでは咲と一緒に【逆子の場合】です
☆獣医さんから教えていただきました)


用意するものは☆ビニール手袋・ガーゼを3枚です
(下のは【へその緒】編で使用したもの)



まず、逆子なんで当然【肢】から出てくるワケですが…
【肢】を指で挟んで赤ちゃんを引っ張りだします

その時に素手だと滑ってしまうので…



ガーゼを人差し指・中指・薬指に巻きつけます



そして、巻きつけた指の間に赤ちゃんの肢を挟み




母犬の力みに合わせて湾曲する様に引っ張ります

ここでの注意点は…
※母犬の体勢に逆らって引っ張らないことです


逆子の場合…
私は羊膜も破れていて肢がニョキッと生肢!?で出てくると思ったんですが
☆まつり(3♀)の場合は羊膜に包まれて肢から出てきました
羊膜に包まれていたら…指で肢は挟めないですよね (・_・;)
羊膜を破いていいものかどうか??? そこらへんのことは聞いていなかったので…
ちょっと躊躇してしまいました

羊膜に包まれていたら、もしかしたら上手く出てくるかも…と思い
少し様子を見ていたのですが、やはり普通に産まれるのと違って…
なかなかツルッとは出てきませんでした

これは…マズイ と感じ
羊膜を指で破いて教えてもらった手順で取り上げました

赤ちゃんの肢を指で挟むとき…引っ張る力加減がよくわからなくて
とても緊張しましたが咲の力む呼吸に合わせるようにしてやったところ上手くいきました

でも、☆ポコ(1♂) ☆与作(☆2♂)が普通に産まれて
3匹目の☆まつり(3♀)から逆子だったので…あと残り2匹も逆子と思い(その予定だったし)
やはり…逆子のリスクは大きいと思っていたので陣痛待ちの間は落ち着かなくってドキドキしていました

☆獣医さんは、逆子はそんなに心配することはないと言ってくれたのですが…
(私を不安にさせない様に配慮してくれたのかなぁ~)

でも…その後に、出産のときの注意事項をいろいろ教えて頂いたんですが
それを聞いた私は…

『はい!間違いなく安産ですよ』っていう安全保障は無く
安産になるか…難かしい産になるか…
こればっかりは…その時になってみないと分からない
半分は運もあるってことかも
私は、そう痛感したのでした

咲の場合、レントゲン撮影の時点では赤ちゃんの頭は産道をちゃんと通れる大きさと言われましたので自然分娩となりました

ちなみに…☆ジャスミンのところの☆マロンちゃんは骨盤が狭くて
赤ちゃんは通れず帝王切開になったワケです

ところが…赤ちゃんの頭が産道を充分通れる大きさと判断し自然分娩の予定が…
急遽、帝王切開になったケースがあったそうです

それは…赤ちゃんが なんと2匹が同時に産道に降りてきてしまったため
詰ってしまったんだそうです

あちゃー ですよね (・。・; 
2匹でいっぺんに来られたら…そりゃ無理でしょう…

ちなみに、このワンコは病院で出産予定だったので早く対処が出来たそうです

ただ…こんなケースはめったに無いと…☆獣医さんは言っていましたが
実際にあったんだよね ここでは…(・_・;)

そして一番よくあるケースは…赤ちゃんの肢の引っ掛かりだそうです
これの場合はスグに帝王切開になるそうです
片方の前肢でも顔の横に付いて産道に降りてきたら、まず引っ掛かってしまうそうです

母犬が一生懸命に力んで頑張っているからと…見守っていても
引っ掛かっていたら…どんだけ待っても
赤ちゃんは出てこないし早く対処しないと危険なことになると言われました

なので大切なのは、この…引っ掛かりを見分けないといけないワケなんですが
これを見分けるのは 母犬の力み具合と教えてもらいました


『母犬が何度も何度も力んでも…
赤ちゃん出ない場合は
引っ掛かってる可能性が大だからねっ…
そうなったら スグに電話して!!』


…そう☆獣医さんに言われていました

この見分けが…私にちゃんと出来るのか…不安に決まってます (~_~;)


そして、咲の場合は以前にも書きましたが…本当に静かにお産が始まったので
まだまだと思っていたため産み落とす少し前に大きく呼吸をしだし…
私が見ていて…咲が力んだ回数は3~5回くらいだったように思います

なので、☆獣医さんに言われたような
力み具合を心配する間もなく…赤ちゃんはポン ツルって産まれたのでした (^_^)v

咲は、あの小さなカラダにも関わらずで大安産だったようですね☆


咲の出産が近くなったころ…
たまたま知り合いのプードルが4匹妊娠していることを知り
いろいろ話をしていくうちに、出産日が同じくらいと分かりいろいろ相談しましょうと
その方と電話番号を交換しました
咲が出産した翌日の2月29日(今年はうるう年だったから)に無事に産まれたと連絡がありましたが…
1匹が死産になってしまったそうです

3匹は産まれるのに時間が掛かったそうですが…そのコのときは、すぐに出てきたそうですが…
産声を上げることが出来なかったのでした

私の友人☆アユちゃん家のケースは…
チワワ(ロングコート)のモモちゃんは小さなカラダで4匹を妊娠
そして…元気に産まれたのは1匹だけという…なんとも辛い体験談を聞いたのは3年前のことでした

つい最近でも母(咲のかぁーちゃん)の知人のケースで…
たった1匹だけ宿った命が…出産途中で力尽き…母犬と対面することなく逝ってしまったそうです
母犬は今でも…赤ちゃんを探し…パンパンに張ったお乳に苦しんでいるそうです
散歩の途中の立ち話で、その事を知ったんですが…一緒に聞いていて涙が出てきました

私の周りだけでも…いろいろとあるんですよね
みんな、心待ちにしていただろうにと思うと…辛いですね

私は、犬の出産は思っている以上に難しく大変だと感じたのでした



無事に5匹が誕生した直後 【AM 3:08】


今回は5匹とも~それはそれは元気に産まれてくれたので
私は何の苦労もせずにすみましたが…



明けてお昼 【PM 12:30】

これは…
咲の頑張りと~みんなの願い☆
そして幸運がもたらしてくれたことだと思います☆




おちちをあげながら爆睡の☆咲 (半目開いてます (^_^)v)


☆つづく☆


※アブーのノート
2008年2月28日 M・シュナウザー☆咲【さく】が5匹の赤ちゃんを出産
飼い主である私☆アブーが体験した出産と育児の記録です
すべてのワンコが同じではありません




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アブーのノートより☆4

2008年10月17日 | ☆アブーのノート

今日は☆アブーのノート【咲の出産&育児】になっています。
咲☆まつりをみにきてくださった方 ペコッです

今回は【へその緒】編です☆

へその緒の処理の仕方はそれほど難しくはなくって
今回、5回もへその緒を切ったので、もしも…もしも再び同じことがあっても忘れてないとは思うんですが…物忘れが気になりだした今日この頃(~_~;)
こんな経験も記しておくと~いい記念ですので書くことにしました☆

アブーのノート☆3では産まれてくる経過を書きました
咲はとても上手に産んでくれましたが…
その後は見ていてとてももどかしくって…つい手を出してしまいました

産まれた赤ちゃんは羊膜に包まれているので…まず、一番に救出しないといけません
羊膜を手で破き そして、乾いたタオルで顔を拭き それからカラダを拭くと
みんなキュイーンキュイーンと鳴いてくれましたのでホッとしました
それから、ゆっくりと胎盤を引っ張り出してからへその緒を切りました

それでは咲と一緒に【へその緒の切り方】です
(※これは☆獣医さんと☆ペットショップさんに教えていただきました)

まず、用意したものはコチラです



ビニール手袋・ガーゼ・木綿糸
消毒綿・コッヘル・はさみ 


では、赤ちゃん役がいないのでおもちゃ箱からこの方に来てもらいました



この赤い糸が【へその緒】としますね

最初にコッヘルとハサミを消毒綿で拭きます



木綿糸を40センチくらいの長さで切って、これも消毒綿で拭きます



それを半分に折って二重で使います



赤ちゃんのおへそから3センチくらい上のところをコッヘルで挟みます



コッヘルの上のへその緒をハサミで切ります このとき少し血が出ます




今度は赤ちゃんのおへそ1センチくらいのところを半分にして二重にした木綿糸
かた結び2回します



余分な木綿糸を切ります

最後に結び目から上のへその緒を少し残して切ります

これで終了です☆



コッヘルがない場合は木綿糸を結ぶところからでもいいそうです

1日目くらいで乾燥しだして、3日目くらいで結び目がコロッと取れました

※ガーゼは胎盤を引っ張り出すときに使います



それから、もしも…の事が起きた場合のことも教えてもらいました

例えば…産まれた赤ちゃんが動いていないとき…
カラダを擦っても動かないときは羊水や粘膜が鼻か口に水が詰ってるので
これをいち早く取り除かないといけないワケですが…
そのやり方を説明してもらいました

まず、へその緒を先ほどの手順で素早く処理しなければいけません

へその緒が切れたら…

赤ちゃんを両手で包み込む
このとき、必ず頭も一緒に持つこと
絶対に頭だけブラブラさせないこと
赤ちゃんの首を傷つけないようにしなくてはいけません


そして、自分の足を肩幅より少し大きめに開き
赤ちゃんを自分の頭の上まで持ち上げて
股の間に向けて勢いよく振り下ろす

要は、遠心力で詰っているものを出すワケです

これで赤ちゃんが動いて鳴き出せば大丈夫だそうです

赤ちゃんの様子を見ながら何度か繰り返していきますが…
どれだけやってもダメな場合もあるそうです

そうなると…
素人の私には難しい段階になりそうな…感じで
教えていただいたことのシュミレーションに自信はなく
それ以上は獣医さんにお任せするよう☆ペットショップの方から言われていました

ただ…そうなった段階で…
獣医さんに走ったとしても…難しいとも言われました

きっと…産まれてきた赤ちゃんは姿形は立派なシュナウザーになってるだろうし
あとちょっとって言う時に…命が耐えてしまうなんて…本当につらい…
私は…ずっとずっと悔やむんだろうなぁ…
そんなシュミレーションは…いらんくらい浮かんできます (-_-;)
私の頭の中は、もう最悪な場面でいっぱいでした


ここで…ちょっとソレますが私の友人☆ジャスミンのお話しをします
☆ジャスミンはM・ダックス(ロングコート)を4匹飼っています
このM・ダックスの家族構成はというと…
チョコくんマロンちゃんが夫婦
その子供のプリンちゃん(♀)
あと、全く血縁関係はないミントちゃん(♀)
といった具合で…それは~それは賑やかな暮らしなんです

マロンちゃんは2回の出産経験がありますが…2回とも帝王切開でした
なので、咲の出産のときに☆ジャスミンは我が子のように心配してくれていました

☆ジャスミンとはワンコの相談をしたり、されたりが日常で
やはり、お産が近い時期は会うたびに不安な話ばかりを聞いてもらっていました
そんな時に…
☆ジャスミンは1回目の帝王切開ときに獣医さんの手際のいい光景を
目の当たりにした話をしてくれました

それは、1回目の帝王切開のとき…
手術台のマロンちゃんのお腹から次から次へと取り出された赤ちゃん(この時は4匹誕生)
やはり遠心力を使って蘇生していたそうです
そして…やはり中にはなかなか蘇生しないコがいたそうで…
獣医さん自らが赤ちゃんの鼻や口を吸って詰ったものを出していたそうです



ジャスミン  『咲や他の赤ちゃんを連れて夜中に獣医さんに走るのは大変だと思うよ…
         もう、最後はそれしかないと思うよ…』

私       『そうだよね…やってみるしかないねっ』

ジャスミン  『例えば…そんな状態なコがいたとしても…きっと1匹とかだって… 
        5匹が全部そんな状態じゃないって…』


そして『アブーなら大丈夫!出きるって☆』と励ましてくれました

☆ジャスミンの話はとても心強く とても有り難かったです


もしも…残念な結果が起きた場合
何も出来ずにいるより…最善とは言えないかもしれないけれど
自分なりに頑張って…それでもダメなときは…諦めよう…
私はそう、思っていました

咲のお腹に5つの命が宿っているとわかった…あの日
☆獣医さんからの帰りの車の中で私は…
『5匹は難しいだろうなぁ…何匹が育ってくれるだろうか…なんとか3匹は頑張ってくれないかなぁ…』

喜びはどっかに行ってしまい……なんだか自分に言い聞かせるようにして
…独り言を繰り返して覚悟を決めていたのでした

私は、5匹全部が無事に産まれるとは…思っていなかったのでした



☆つづく☆


※アブーのノート
2008年2月28日 M・シュナウザー☆咲【さく】が5匹の赤ちゃんを出産
飼い主である私☆アブーが体験した出産と育児の記録です
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アブーのノートより☆3

2008年09月22日 | ☆アブーのノート

今日は☆アブーのノート【咲の出産&育児】になっています。
咲☆まつりをみにきてくださった方 ペコッです

今日は【出産編】といったところです  
※これは咲の場合であって他のワンコが同じとは限りません

2008年 2月28日木曜日
咲はとても上手に5匹のチビちゃんを出産しました☆
こんなに立派な出産が出来るとは…私は本当に感動しました

なので、あれだけ必死にお願いした…(・_・;)
☆動物病院のせんせいには、ご迷惑を掛けずにすみました (☆せんせい大変お騒がせ致しました) 


それから、あの☆獣医さんが深夜に電話をかけてきてくれたのでした 
☆獣医さんは勉強会とかで、お出掛けしてみえたそうです 

☆動物病院のせんせい☆獣医さんの内容は【アブーのノートより☆2】にあります


その☆獣医さんから電話があったときは…
私は、ちょっとパニックになっているところでした (・_・;)


深夜 0時を回り…日付は2月28日になっていました
咲の深い深い呼吸が続き…少し力み始めたようにも見えていたものの
この落ち着き方では…まだまだかなぁ~なんて思った頃でした


そしたら いきなり 何かが出てきた!

エーッツ! もう、赤ちゃん降りてきてたの!? (まだまだって思ってるから慌てる慌てる)

半透明の袋のようなものが、どんどんと大きく膨らみ出した

これはー なに? なに? 

えっ! 赤ちゃんいる? 

なにこれーーー

どうする? どうなのよ? と…見てるままを言葉に出して言うだけの私。汗。汗


そして…その半透明の袋のようなものが

パァーーン と破れ
水のようなものが飛び散ったのでした。。。


しばらく固まる…私と母(咲のかぁーちゃん)




そして…これは、何が破れたのかと…考えてみる

まさか…羊膜が破れちゃったの???

羊膜が破れちゃったら…いかんじゃ…ない!!!?

赤ちゃん…赤ちゃんが…

このままでは…ひじょーーーに いかんじゃ…ないの!!!!!?

どーするよぉーーーーー

こんなに早い時点で問題発生とは…




すると…母(咲のかぁーちゃん)が…

(咲のかぁーちゃん)  「んんっ!? ねぇ~あれじゃない… 」

私            「なに?」

(咲のかぁーちゃん)  「破水したんだって…」

私            「あーぁ。。。 そうだ。。。そうだ。。。 」


そうじゃんかよ~

よかったよ~



ホッとしたぁ…この時点で…もぅ疲れが…


いかん! 何ともないことで大騒ぎをしては咲に笑われるじゃないか!!


落ち着け! 落ち着け! 自分!!!  




出産時の画像ではありませんよ



それから…どれくらい時間が過ぎたか…20分くらいかなぁ

咲の呼吸が今まで以上に早く、そして大きくなり、力強く力み出した

何度も何度も力を込める咲

『咲! がんばれー がんばれー』

『咲! 大丈夫だよー 咲なら大丈夫だからねぇー』…こんな声援を送る私




画像は~今現在の咲デス



そして…
また袋状のものが現れ出し…どんどん膨らみ始めて…
今度は袋状に中に真っ黒いものが確認できた


これは…顔なのか!? 

なんせ、シュナウザーの赤ちゃんがこんなに真っ黒いとは思ってなかったので
テンパッてる私は、この時点でこれは赤ちゃんじゃないかも!?とも思っていたのでした 
(赤ちゃんじゃなかったら何だよ! だよね…(~_~;)

でも、さすがにそれはないだろぅ…と思い直した (^_^;)









そして…

頭です! ついに頭を確認しました!  (誰に報告ですか…この時点テンションアゲ↑アゲ↑です私)

よかった頭だ! とりあえず安心する (肢じゃなくてよかったってことデス)

ゆっくり…ゆっくり…と肩のあたりまで出て…止まる…  

なぜ…止まる…


手を出したくなるが…ぐっとこらえる

ゆっくり…ゆっくり…前肢が…キタァー!…と思ったら 

ズルッと袋が全部出た!!


やったぁー! 出たよ! 出たよ!


産まれたよーーーぉ


『咲ちゃん よぉーがんばったねぇ 』

咲!? 


ひと仕事終えた 咲は…

自分のカラダをペロペロと舐めていた…


『咲…次は…

ほれっ… あれだよっ…

早く…早く羊膜を

破らないと…だねっ… 

咲ちゃん…よ…ぉ…ぉ 』




羊膜を破るのは…それが済んでから…って感じの咲だった (・_・;)

羊膜の中で、もがく赤ちゃん。。。

『咲! 早く赤ちゃんを出してあげないと…呼吸 呼吸!!』

で、私が羊膜を破いた

乾いたタオルで赤ちゃんのカラダを拭いていると…産声を上げた ヽ(^o^)丿


午前 0時57分 ポコ(1♂)の誕生である☆

咲☆おめでとう☆



画像は…今のですよ…クドイ (^_^;)


さぁ!次はへその緒を切らなくては…なんだけど…

へその緒が切れない!


なぜなら…胎盤が出てきていなかった

へその緒を切るときは…
赤ちゃんのおへそから1センチくらい上のところに糸を巻き
そのまた1センチ上を切るといいと教えてもらっていた (☆獣医さんに)

この時、胎盤が咲のカラダの中にあるため…
咲と赤ちゃんを繋いだへその緒が外に出てる部分は…わずか1センチくらいしかなかった
赤ちゃんはピッタリと咲に引っ付いてるワケです

これは…どうすることも出来ない状態だった

おそらく、次の陣痛がきたら胎盤が出てくるのではと思い
しばらく様子を見るが…

赤ちゃんが元気に…動き回る (それはそれでうれしいんだけどねっ)

咲も気にはしているけど、ここで咲がへその緒を噛み切ると…
赤ちゃんのおへそが引っ張られて危険になるし…
赤ちゃんがなるべく動かないように私が持っているしかなかった

そんな感じの状態がしばらく続き…次の陣痛はまだない様子で…
どれくらいこうしていてもいいものか…とか
赤ちゃんが弱っていかないものか…などなど
深夜の1時過ぎにグルグル考える考える

さぁーどうする? 

さぁーどーしたらいいんだよぉぉぉ。。。

と!?

その時、電話が!!!


☆獣医さんからだぁ!!!!!
☆獣医さんは着信記録を見てかけてきてくれたのでした



なんとも 素晴らしいタイミング




それで~

胎盤が出てこない時は、へその緒を持ち
決して赤ちゃんの方のへその緒を引っ張らないようにして…
ゆっくり引っ張ると出るとのことでした

そこで☆獣医さんが、『待ってるからやってごらん』というので…
私は咲と赤ちゃんのすき間1センチのへその緒を慎重に慎重に持ち
そーっと引っ張ってみたんだけど…

胎盤は簡単には出てはこない…

『ガーゼを巻くとしっかり持てるから、少々強めに引っ張っても大丈夫だよ』のアドバイスで
(咲のかぁーちゃん)が赤ちゃんを押さえる
結構な力を入れて…ゆっくり…ゆっくり引っ張ってみたらば…

スルーッと見事に胎盤が出た!!!

やったぁー 
でかしたぞぉー 自分!!


赤ちゃんは咲のがんばりで産まれたけど

胎盤の誕生はわたしのがんばりでしょーっ 






胎盤は赤ちゃんにとっては大事な大事な命綱だったんだよね

咲のおなかの中で赤ちゃんに栄養を送ってくれていたんだよね
なので母犬に胎盤を食べさせることもあるようですが…
今は食べさせないで捨てるようですね
食べても問題はないみたいですが下痢をする場合があるそうです

その後に産まれた4匹とも胎盤は私が全て出しました 
普通は赤ちゃんと一緒に出てくるみたいですが…
うちのコは大変お世話になった胎盤を…見事に全員が置き去りにしてきましたね
最初は引っ張る加減が分からずドキドキだったんですが
5匹分も引っ張ると…ある意味職人技の完璧な仕事ぶりでした (笑)


それから☆獣医さんはもう一度(中盤で)電話をかけてきてくれて
午前3時前、「無事に5匹が産まれました」と私が電話をかけるまで
起きて待っててくれたのでした (ありがとうございました☆)



それでは~産まれたてホヤホヤの元気なチビちゃんをご覧ください☆


  


手前のピンクのカラー☆まつり(3♀)
左のシロのカラー☆ちゃら(4♂)
奥のブルーのカラー☆ポコ(1♂) 一番最初に産まれたので鳴きつかれて寝てるのね
右の頭がズッコケてるのが☆与作(2♂) なんだ~らしくて(^○^)


でも、4匹しかいないでしょ。。。
この時、ビリー(5♂)はまだ咲のおなかの中にいたのでした
5匹揃ってから撮るのを忘れちゃったよぉ~
ビリたん ごめんね (~_~;)


画像はちゃんと揃っていますよ☆



左から☆まつり(3♀)☆ちゃら(4♂)☆与作(2♂)☆ビリー(5♂)☆ポコ(1♂)

動きすぎで☆まつりだけブレブレのピンボケじゃないですかぁ~
産まれた時から賑やかな☆まつりデス


☆つづく☆


※アブーのノート
2008年2月28日 M・シュナウザー☆咲【さく】が5匹の赤ちゃんを出産
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アブーのノートより☆2

2008年09月03日 | ☆アブーのノート

今日は☆アブーのノート【咲の出産&育児】になっています。
咲☆まつりをみにきてくださった方 ペコッです

「咲のぽんぽんにっき☆11」では
出産の前日までの咲の様子を書いていますが今回はその続きデス☆


出産予定日の60日目
2月27日水曜日 【PM2:30】
お産箱1号に入ったきりの咲 やっぱり、いつもと様子が違う
シンドイとか息苦しそうとか…そんな感じではないけれど
数時間後には始まりそうな雰囲気になってきた


 
【PM3:15】出産約10時間前~ちきれそうな咲のおなか


そんな日に…夕方から母(咲のかぁーちゃん)がお通夜に行かなくてはいけなくなった
それでもって、私(アブー)は地元の個人病院のパートに行っていますので (看護士ではありませんよ)
病院に入る時間からすると、3時半には家を出なくてはいけないんだけど…
多分、スグにはお産は始まらないと思うから出勤できそうかなぁ~などと考えてみたけど。。。
この状態で…咲をひとりにしていくのも不安だし。。。

そこで、病院で同じ仕事をしている☆カカシちゃんにお願いして交代をしてもらうことにした
咲の赤ちゃんが出来たときから このとき(出産日)には交代をお願いしてあったのです

咲の出産にあたって、出来るだけ周りに迷惑が掛からないようにしようと思っていたものの、
いつ何時に始まるのかわからないのがお産よね
やっぱり、仕事をしていて 急に…っていうのが一番の迷惑だと思うので
事前にいろいろな方に事情を話してお願いしてありました
みなさん、とても気持ちよく了承して頂いたことに感謝し
私は安心して出産日を待つことができたのです☆


【PM6:00】
咲 晩ごはんをペロリと完食 (さすがだ!)

まだまだ、陣痛らしき雰囲気ではないので
私は早めの夕食とお風呂をすませ2階から自分の布団を1階の咲のところへ移動させて
その時に向けてスタンバイ!

テレビを観ていると~トコトコと私のところにやってきて~何か言いたげな咲
咲も不安だよね…
私も不安だよ…
一緒にがんばろうね。。。






【PM8:45】
咲の様子はあまり変わらない
そこで、☆獣医さんから体温が37度台まで下がると数時間で産まれるのでこまめに測るといいと言われていた
咲の体温を測ってみることに…

そしたら…36・4度だった

もう一度測ってみる…36・4度だった

おかしい…念入りに5分間測ってみる…36・7度だった

エーッツ (・・;)

36度台…って 低すぎない!!??

☆獣医さんは37度台っていっていたよね。。。(-_-;)

確か…犬の平熱は38度台とかで高めなんだよね。。。

大して気にすることもないのかもしれないけど…この小さな数字の差が…めちゃくちゃ不安にさせる

『お産がそろそろ始まりそうです』の報告をするために~とりあえず、☆獣医さんに電話をして聞いてみることにした

がーーー 

電話に出ない。。。

なんでーーー


あーっつ!! そういえば、今日は水曜日じゃーーん (-_-;)

水曜の午後は 休診日 だった

そんな日に当たるもんだよねー 

でも、☆獣医さんは『なにかあったら連絡くれればいいから…』って言ったよねーーー 

そんな言葉は表向きだわねぇーーー(勝手な言いぐさな自分(・_・;)

でも、これで ますます 不安な空気が漂い始めてしまった 
もしも、お腹の中で何かが起こっていたらどうしよう。。。と考え出すと
このままほかってはいられなくなった


【PM9:10】
咲は一度も診てもらったことはないけれど…おまけに診療時間は終わっていたけど
以前、親戚のワンコが休診日に緊急で診てもらったことがあった
近所の☆動物病院にとりあえず、電話をしてみることに…

すぐに繋がった (やったぁー☆)

事情を話すと…
体温が36台になるある場合もあるそうで、そんなに心配することはないと教えてもらった

あ~ぁ よかったぁ~ホッとしたよ。。。


そして、やっぱり…聞かれたことは。。。



せんせい 「他の病院では診察を受けてみえるんですか?」

私     「はい、診てもらっていますが…連絡したんですが電話が繋がらなくて」
   
せんせい 「なるほど。。。」

私     「今、この状態ですと…お産は夜中くらいになりそうですか」

せんせい 「そうですね。。。」

私     「診察時間外ですし、かかりつけでもないのに本当に申し訳ないんですが

       あの…もし…緊急事態が起きたときは…診ていただけないでしょうか…」

       (必死に訴える…私)


せんせい 「実際に診察をしていないワンちゃんですし、今までの経過もわかりませしんね」  

私     「・ ・ ・ ・ ・  (この段階ではかなり迷惑そうな感じだった…普通はそうだよね) 」


私     「そうですよね… この段階での飛び込みなんて…」
    

せんせい 「おそらく…この後も、かかられていた病院に連絡は取れない可能性が

       ありますよね」

私     「はい。。。そんな気が。。。 (・_・;)」

せんせい 「まぁ~今晩でしたら私が当直ですので、朝まで病院にいますから

       何かあったら連絡ください」


私     「本当ですか ありがとうございます \(~o~)/」

せんせい 「ご心配ですよね  でも、あまり心配しすぎて構いすぎるのも

       ワンちゃんにとってはストレスになりますので、ひとりにさせてあげること

       も必要ですよ」


私     「はい! 本当に助かります よろしくお願いします」


私の深い落ち込み具合とため息が電話口でも分かるくらいだったのか…
切羽詰って、診療時間外に初めて連絡したにも関わらず
この☆せんせいとの、ほんの5、6分の会話でしたが…私の心配事は解決したうえ
電話の向こうの☆せんせいは、最後にはとても穏やかな口調でアドバイスをしてくれたのでした


それより…頼りにしていたかかりつけの☆獣医さんと連絡が取れないのがとてもショックでした 
(この時は、半泣きだった)

☆獣医さんにもいろいろ事情があると思うけど…
緊急事態が起きた場合、焦って連絡しても行き場がなくては…ねぇ (・_・;)


今回は、この☆せんせいのお陰で
もしものときは、【この☆せんせいが付いててくれる】という安心感をもらえたので
私も冷静に、その時を待つことができました

咲も、きっと…不安だろうけど…
私や咲のかぁーちゃんがそばに付いていれば安心してくれると思うんだよね 

でもね…私だって、不安だもの…欲しいよぉ~安心感ちゅうものが… 
電話の繋がりだけでも 
有るのと無いのとでは大違いだった 


【PM11:30】
咲の落ち着きがなくなりだした
同じところで座っていられない感じで、こっちにいたかと思うと…あっちに座る
そんなことを繰り返していると…

トイレシーツに行って おしっこをした
この行動は、咲くには非常に珍しいことである
咲は家の中で、ほとんどトイレをすることがない

しかし、ここ1週間くらい前から明け方にトイレでおしっこをするようになった
これは、きっと赤ちゃんが成長してきて膀胱が圧迫されて我慢が出来なくなったからだと思う

もぅ、この時点で私の横にべったりと引っ付いて離れない

そ~ぉっと そ~ぉっと 咲のカラダを撫でてあげることしかできない…私だった


【PM11:50】
そして今度は、トイレには走ったかと思ったら…
すごい勢いで 出た! 

うんちが 出た!!

しかも…ピーピーの下痢うんち!!!



そして、これをきっかけに…ついに陣痛が始まった ←(これは咲の場合です。)

それは…私が思っていたのとは全然違った。。。

それは、それは、とても静かな出産の始まりだった。。。



交配した☆ペットショップの方からも出産にあたっての注意事項があった
それは、陣痛の痛みから普段はおとなしいコでも凶暴になる場合があるという
お話だった

咲の場合、それはないなっ…っと思っていたけれど
ペットショップでも実際に、そういう事があったそうで、お店の方はヒドく噛み付かれてしまったそうです

そういう状態になったら、犬の方も構って欲しくないと信号を出しているので
危険なので手は出さずに見守るだけにしてくださいと言われていた

そして、念のために【軍手】を用意しておいてくださいとも言われていた

これは、母体や赤ちゃんが危険な状態になったときに次の手段に進む場合(獣医さんへ行くとか)に暴れる犬に触るときの防御のためとのことでした

凶暴な犬に変身してたら…軍手では…余り意味がないとも思った私でした。。


そんな感じのことを教えてもらっていたので…
普段は本当におとなしい咲ですが、凶暴犬には変身しなくても
騒いだり、パニックになって走り回ったりするのでは…と覚悟をしていたのでした


咲は、小さなカラダを少し丸めるよに横たわり…
だんだんと深く…大きく…呼吸をしだして…
じっと じっと その瞬間に神経を集中しているよに…私には見えた


そして…2月28日 午前 0時57分

第1♂ (ポコ)が誕生したのでした☆


☆つづく☆


※アブーのノート
2008年2月28日 M・シュナウザー☆咲【さく】が5匹の赤ちゃんを出産
飼い主である私☆アブーが体験した出産と育児の記録です
すべてのワンコが同じではありません




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アブーのノートより☆1

2008年08月15日 | ☆アブーのノート

今日は以前から考えていたことをやってみたいと思います
それは、【咲とチビちゃんたちの74日間の記録】をブログに載せること

咲の赤ちゃんができたとわかったときから
その時その時の経過や変化をここに書いていこうと思っていたんですが
いざ、産まれてみたら…それどころではありませんでした。。。(・。・;

咲の出産準備品の中にノートが写っていましたが  そのときの日記は→コチラ
毎晩そのノートに寝る前 ちょっとづつ書きとめていました…かなりの汚い字で (~_~;)





今、読み返してみると…
あーぁ そうだったなぁ~と懐かしく思い出す場面もありますが…
こんな風だったっけ!?と完全に覚えていないこともありました
私なりに頑張って付けていた日記ですが…
自らが読み返しても大した内容ではありませんけど。。。(^_^;)

ノートには
2007年12月23日の交配25日目から
2008年 5月 6日の☆与作(2♂)が巣立ちした日までが書き留めてあります

チビちゃんたちが産まれて、最初の頃は咲のおちちの出が悪くて…とても心配をしていて
毎日毎日、チビちゃんたちの体重ばかりを気にしていました





生後1日…2日…3日…と体重が減っていくのを記すのが
ほんとにほんとに辛かったです

だんだんと咲のおちちも出るようになり
本当にちょっとづつですが増えていく体重を記すのが楽しみになってきて☆

そのうちに離乳食が始まり
日に日に成長するチビちゃんたちにも、それぞれ変化が出だして
その日の気付いたことを記すようになり





活発になったチビちゃんたちが
こんなイタズラまでするようになってくれました☆

このノートに書いてある74日間の出来事は…
今の私には まぼろしだったのでは…と思えるくらい不思議な感覚なんですよね

そう感じるのは…
立派に成長した☆まつりが目の前にいるからでしょうかねっ (あなたは立派になりすぎデスよ(^_^;)


これから時折「Good God! ☆SakU☆」の合間に
「咲のぽんぽん☆にっき」の続きとして書いていきたいと思いますので
お付き合い頂けますとうれしいデス (*^。^*)



咲の動画
以前に「咲のぽんぽんにっき☆9」で書いたときに撮った動画です

出産3日前のはちきれそうなお腹を元気に蹴るのは~だれなのかなぁ

 





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