咲が家族になっても しばらくの間は
完全無視をしていたあたし
もし 飼い主さんが現れたら…
前のワンコロスをやっとの思いで整理をつけたのに
どっぷり行っちゃって
また がっかりなんてさぁー
立ち直る 自信がない
キミに うつつを抜かしてる場合じゃないワケよ と
目の前に こんなにカワイイ キミがいるのに
自分と戦っていた
そろそろ名前がいるじゃん。。。ってコトになり
飼うのを一番反対していた あたしが付けた
もう この時点で飼うことへの抵抗は無くなっていたと感じたのは
名前って とっても大事だと思うから
すんごく考えて付けた
サクラの花が咲くころに出会った
のと
つぼみから花になって咲き誇るように
と
咲 SakU
名付け親としては～由来なんかも用意しちゃって
単純な☆アブーは すでにメロメロ
ただ このコは
ワンコとして どう育ってきたのか…
あたしのワンコ歴では想像できない根暗ぶりだった
とにかく 警戒してる
遠くで じーっと立ち続け こちらをじーっと見てる
何も 要求しない
吠えない
体はガリガリであばら骨が全部わかる
お座り お手は知らない
こちらが近寄ると怖がる
普通に話しかけるとじっと聞いているけど
大きな声や音に怯える
それは それは 可哀想なくらい怯えた
もしかして
人間の出方次第で自分の感情をどう出すかとか…考えてる？
ワンコって
こんなにも人の顔色を読む？
楽しい 嬉しい 怒ってるんだ…とか
人間でも なかなか我慢できないようなコトを
ワンコが…
意識して 隠せるものなの？
このコの 今までの生活が
どれだけ 辛かったかと考えると…
こんな暗い中じゃない 明るいところへ
そして
ワンコのいろはから始めてみたくなった
それからの咲には とても驚かされた
そして 何より
咲の変化を見続けたあたしが…
ワンコに こんなにも影響を受けたことに
一番 驚いている
あたしの生き方さえも
咲が変えてくれたと思えてならない
今だからこそ…
あの日のあたしに言いたいこと
あの日
あたしと咲は
偶然に出会ったワケではない…
あの日 咲は
あたしを選んで 逢いに来てくれた
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それは
自分史に
ずーーーっと前から載っている
【咲との出逢い】
あのページからの出来事を
その通りに綴ってきただけってね
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☆彡咲とバイバイした 今だからこそ
自分の居場所を改めてみつめることができて わかったコトだった
咲が犬生を
誇らしく歩んでくれたから
あたしは
こんなにも素敵な自分史があるコトに気付けたんだよ
ありがとねっ 咲
『☆アブーの冬眠も ちょびっとは意味あったんじゃん
』 って
☆彡咲も～いってくれてるかなっ
♪