8月上旬
☆咲の口内に1センチ大の塊がハッキリとしてきました
下顎全摘手術を告げられた…あの日
☆咲の震えが止まらなかった
だから…手術はしない!と決めました
もちろん手術をしてごはんも食べれるようになって
元気になったワンコもいるって先生から聞きましたけど…
今の☆咲には…術後の試練が大きすぎる。。。イヤな予感しかしない
下顎切除はかなり厳しく大きな手術
13才の☆咲がそれに耐えれたとしても
元のように いつものように
穏やかに犬生を送れるのか…☆咲には何もかもが過酷としか思えず
あえて挑戦する意味なんてない!!って気持ちを固めました
でもねっ…
そう自分で決めてね
夜になって寝るでしょ。。。
悶々と考えてしまうんです
で 朝になるとグラつくんですよ。。。
この先…転移をしてしまったら
助かる方法は手術しかないんだとしたら…って
手術はしない!と何度決めても
気持ちは何度も何度も…揺れ動いた
腫瘍が邪魔をしてごはんは食べにくそうだけど
今は食べてくれる
でも…いずれ食べれなくなっていくのかなぁ…
転移したら…カラダへの負担あるよね…
どーなっちゃうのかっ。。。泣
考えたくない未来と…
ちゃんと考えておかないといけない未来と…
なのに なのに
☆あたしは ずーーーっつとブレブレ
考えても考えても何をどうしたらイイのかわからない
☆咲はこんなに無邪気でカワイイのに
そんな☆咲をみていて思う。。。
これからの 犬生
楽チンで穏やかであってほしい
悶々としたまま…時間は過ぎる
じわりじわりと大きくなる腫瘍
よだれが酷くなり拭いても拭いても追いつかない
腫瘍は成長しながら膿となり
それが強烈な悪臭となって
よだれと一緒に流れ出る
時には…血が混じって流れ出る
床はカタカタまるけ
タオルや敷物は毎日洗濯して取り替えるけど
家中にこもる臭いがすごかった
でも 臭いとか汚れなんてなんとも思わない
それよりも
食べないコトが一番の心配事
今年の尋常じゃない暑さもあってか
朝ごはんをなかなか食べようとしない
手からあげても受け付けないし
やっと食べ始めてもほとんど残すような状態だった
腫瘍のせいで食べにくい上に…少々バテ気味みたいで
ペースト状のおやつや湯がいたササミ・マグロは喜んで食べてくれるのが救い
さすがに夕方になると腹ペコみたいで
夜ごはんは待ちきれないほどガッついて食べてくれた
まぁ これなら良しとして気にしないようにしていた
そんなこんなで 2ヶ月が過ぎる 9月下旬
☆ちび太くんと☆彡与作(2♂)の飼い主ご夫妻が☆咲の様子をみに遊びに来てくださいました
そこで・・・思いもしなかった話になったワケです
専門病院で診てもらうとかは?
何かしら別の治療があれば試してみては? となっ
セカンドオピニオン
☆あたしは…考えもしませんでした
って言うか
思いもつきませんでした
なぜなら
動物病院で専門があるのは都会だけだと思っていたから…
それがあったかーーー!
でも…そんなんある?
そこで☆彡与作の父上がササッとスマホで探してくださり
腫瘍専門と口腔専門動物病院の2件みつけてくれました
専門の先生に診てもらえたら
この先…何かが変われる。。。と感じました
この日 ご夫婦とお話して胸の内を聞いてもらったことで
思い掛けない方へ考えが方を変えることが出来て
本当に久しぶりに気持ちがスーッツと落ち着いたのでした
セカンドオピニオンの予約診察ができたのと
車で1時間以内で行ける
腫瘍専門の獣医さんを選びました
これまでの経過を説明して☆咲の口内を見せると
メラノーマだね と言われました
下顎切除はしたくなかったので
こちらで一度お話を聞きたい旨を伝えると
ウチはねぇ 下顎全摘手術は進めないのね やる意味がナイからねぇ と
これを聞いただけでも…本当にあの時 手術をやめてよかったと安堵しました
放射線治療にあたり まず1泊での全身の検査(全身麻酔)
検査結果を元に今後の治療としては表面の腫瘍を吸引して取れるだけとる手術(全身麻酔)
その後に放射線治療を合計7回する(そのつど全身麻酔または部分麻酔)
以上が基本的な治療の段取り
放射線治療は3回かけてグンと効果が出ると一旦休んで様子をみることが多いそうで
3、4回の放射線治療で完治したケースもあるとのことでした
それから
決して安くはない 金額提示
ここまで
院長先生は☆咲には一切触れません
そっか。。。セカンドオピニオン なんだもんねっ 今更気付いた☆あたし
その後に説明を受けたのは放射線治療での効果とリスクでした
今現在の状態から良い方へ行くか または 悪い方へ行くか
それは五分五分です と
まぁ…絶対に大丈夫ですとは言いませんよね
腫瘍が小さいければ効果も大きいといわれ…
こちらの獣医さんでは腫瘍の大きさで進行具合を判断しているそうです(当院データー)
1センチ(ステージ1) 2センチ(ステージ2) 3センチ(ステージ3)。。。4センチは
ステージ4なワケです
☆咲の腫瘍は この時 4センチ大になっていました
ステージ4はリンパ節・骨に転移していると考えてください…と
ここで院長先生が初めて☆咲の喉元を触り
うん リンパ腫れてるね…と
全身の検査をしてみないと一概には決めつけれませんが
腫瘍の大きさで診てきたデーターでは
すでに転移している可能性はあります
放射線治療を視野に含めての全身検査は可能ですけど
今日 お話した内容の治療は ご心配な部分も大きいと思います
スグには決めれないのは当たり前です
大事な家族ですからね
改めてご連絡ください
と
今回も診察台の上で☆咲は全てを聞いていたワケです
でも 一度も震えることはありませんでした
院長先生は約30分間 お話してくださり
最後に 「ご質問はありますか?」といわれ…
『ステージ4の場合…どれくらい生きられますか?』と…☆あたしは聞きました
「3ヶ月となるでしょう」
さすがに…
さすがに…
残酷な答えだった
そして
治療はしないと決めた
いずれは覚悟するコトってわかっていたけど
でも…
でも…
もしかしたら
☆咲と一緒に
新しい年は迎えられないってコトなの?
でも…ね
結局は
そこが一番の
あれ。。。だったんだ
じゃないと聞かないよねっ
悶々と考えて出そうとした答えだったのかもしれない・・・って
自分でも…よく聞けたな…って思ったのは
やっぱり
☆彡まつりを見送ったことが大きくあるんだろーねっ
何度も通うことになって長引かせて…後々しんどい話をされたら
もっと愕然としたかもしれない
☆咲の体力的にも余計な負担となったと思うから
これでよかったって
この日
☆あたしの中で考えが切り替わったのでした
13才の☆咲に…
全身麻酔を何度も耐えさせることでの体力の負担
シュナウザーってすごく繊細
ストレス反応も伴うだろうし
傷口が傷み食欲は落ちるだろうし
いや きっと食べられなくなるでしょう
病気がわかったからには
いつかは…痛々しい過酷な状態がやってくるワケです
それは☆咲が一番辛くしんどいもんであるでしょうし
それを…見守る家族も かなりしんどいこと
だったら
あえて
しんどいことを前倒しでやる必要はナイからねっ
例え 腫瘍が1センチ大の2ヶ月前に
同じ内容の話を聞いていたとしても
治療はしなかったと思います
今は…こうしたら大丈夫とか
安堵する方法を探すのが難しい状態
だったら
心がザワザワすること
落ち着かないゲンナリすること
考えただけでしんどくって辛いこと
そんな感情になることを選ばないようにするしか
☆あたしには答えがみつかりませんでした
これでよかったか…どうかはわかりません
きっと
このまま何もしないでいることが心苦しくて
院長先生に少しでも楽にして欲しかったんだと思います
もぅ ブレブレしているワケにはいかんよ
☆咲と出会ってホントに沢山の楽しみをもらったの
いつもの穏やかな癒しも
5匹のそれはそれはカワイイ宝物も
いろんな方との繋がりも
☆咲のおかげだよ
ありがとう
☆咲との暮らしは
今までと何も変わらない
これからも
いつものように暮らしていこーねっ
ひとつ変わったとすれば
キミに
ありがとうって
何度も 何度もいってるコトかなっ
ごはんを食べてくれてありがとう♪
おさんぽ行けてありがとう♪
スヤスヤ寝てくれてありがとう♪
そして
今日も一緒に
新しい朝をありがとう
(*^_^*)
2018年 口内腫瘍 メラノーマと診断され 下顎切除手術・放射線治療もしないと決めました
現在 見守り治療中 ミニチュア・シュナウザー ☆咲(♀)13才の場合のお話です
いつも【Good God! ☆SakU☆】にお立ち寄りくださり応援ポチっ♪ありがとうございます
乱文長文にお付き合いくださりありがとうございました
☆あたしの内面を思うまま書いていますので
言葉の選び方や表現など受け付けない方もみえると思います
おかげさまで☆咲は穏やかに過ごしています
今はビックリするほど元気です ご機嫌なときは飛び跳ねてもくれます
ホントに…この先にそんなコトになるのかなっ…と 思う今日この頃です
穏やかな日がずーーーっつ続くコトを願い
これからもほんのひと時
1枚写真のブログを見守っていただけましたらうれしいです
By☆アブー
季節は冬となりました
あれよ~あれよと今年も暮れるワケですねっ
のんびり☆アブーはついていけるかしらってねっ
毎回カンタンなブログにお付き合いいただきまして
いつも遊びにいらしてくださりありがとうございます
とにかく暑かった2018年の夏
その暑さよりも・・・
悩んで 悩んで 悩んだ
出来事がありました
このことは いつかは記しておこうと思っていて
書いていくうちにどんどん長くなってしまいました
全然【☆アブーのちょびっと話していいですか】じゃないですので
今回と次回に分けました
長くなりますが
お付き合いいただけましたら
最後までどうぞよろしくお願いいたします
☆咲も4月に13才になりました
白内障と耳が遠くなったことは以前にも書きましたが
ごはんをちゃんと食べれるし
スヤスヤ気持ち良さそうに寝てくれてるし
お散歩はルンルン行けるし
☆咲なりの暮らしが出来ることが何よりでした
ことの始まりは…
7月上旬
☆咲の犬歯が抜けました
抜けたのは下の左犬歯で真っ黒く変色していました
そのせいもあってか歯茎が少し腫れていましたので化膿するとイケナイので
いつもの獣医さんで診ていただくことにしました
やはり少し化膿していて4日分の抗生剤と鎮痛剤をもらってきました
痛たいのか…いつもの元気はありませんがごはんは完食して薬もへっちゃらで食べてくれました
薬を飲みきったら診せてくださいと言われていましたので
5日後 再び獣医さんへ行きました
まだ腫れがあり…抗生剤を変えてみましょうと先生に言われて
追加で5日間の抗生剤を飲むことになりました
しかし…追加の抗生剤を飲みきっても腫れはひいておらず
三度目の受診で化膿ではなく腫瘍だといわれました
あれだけ丈夫だった犬歯が急にグラグラしてきたのが不思議でした
厄介なヤツが下から押し上げてきたワケです
腫瘍の顔といいますか 見てくれの悪さと成長の速さから
悪性腫瘍の可能性が高いというのが先生の見立てでした
口元に出来た腫瘍は良性でも厄介でいずれ悪性になる可能性があるそうです
口先の腫瘍の場合 完治を考えると…下顎を全部取ることになると…
想像を絶する 手術の説明でした
その他の治療は残念ですがウチではありません
このまま見守り受診と消炎鎮痛剤を出すくらいです と
その場では…何も決められず…
一旦持ち帰りますというと
手術をされる場合は早めに連絡してください
リンパから他へ転移がないうちに…
まさかの衝撃に打ちのめされて獣医さんを出ました
1度目 2度目と診察台でケロっとしていた☆咲が
3度目は震えていました
今まで何度も来ている獣医さんでこんなに震えが止まらないことは初めてでした
車に乗ってから しばらく抱っこをしていると落ち着きました
まるで…話を全て理解しているようで
☆あたしの感情は更に苦しく重くなりました
さぁー!
どうする??
☆あたしも…落ち着こう…落ち着こう…
顎って全部取ってもイイの???
いや! いや!
そんなコトしたらいかんでしょー
この日から…
考える 考える
何をしていても集中できず…
気付けば…独り言で
どーする
どーする
どーしたらイイ???
いつものように☆彡まつりにも聞いてもらって
☆彡まっちゃん!
どーしたらイイ???
じわりじわりと大きくなる腫瘍が
早く決めないと
もう…時間がナイよーーーと
なのに…グダグダと迷っているのは
あの日
☆咲があんなに震えて震えて怖くて怖くて
そんな姿をみて
本当は
☆あたしの中で決まっていたんだと思います
手術はしない!と
だって
下顎を…切るなんてむごすぎるよ
今の☆咲には…術後の試練が大きすぎる。。。
下顎切除はかなり厳しく大きな手術
13才の☆咲がそれに耐えれたとしても
元のように いつものように
穏やかに犬生を送れるのかっ…今の☆咲には何もかもが過酷としか思えず
あえて挑戦する意味なんてない!!って
これは飼い主である☆アブーが
☆咲と
今まで暮らしてきた上で決めました
これからの犬生
☆咲の毎日が楽チンで穏やかであってほしい
☆あたしの願いは…
ただ ただ
それだけなんです
いつも遊びにいらしてくださっている皆様へは
ご心配をおかけすることになりますが
☆咲は【いつものにっき】通り 穏やかに過ごしています
By☆アブー