今日は☆アブーのノート【咲の出産&育児】になっています。
咲☆まつりをみにきてくださった方 ペコッです
今回は【逆子】編です☆
交配から57日目でレントゲンを撮ってもらったときに
5匹中…3匹が逆子とわかったワケですが…
その時のレントゲン画像がコチラ☆
犬の逆子はよくあるらしく、そんなに心配することはないという☆獣医さんのお話しでした
そして~レントゲンからすると…
このコが一番最初に産まれてくれると…逆子が直る可能性が大とのことでした
そして実際、産まれてみれば逆子は…☆まつり(3♀)1匹だけだったのでした
☆獣医さんの説明では…
最初の☆ポコ(1♂)が産まれると、ギュウギュウ積めだったところに
すき間ができ赤ちゃんが動きやすくなるので逆子が直るらしいとのことでした
おなかの中で…誰と誰?が上手い具合に回転してくれたのかはわからないけど
☆まつり(3♀)だけが逆子だったのは…
きっと回転の回転…要は動きすぎで逆子になったのではないかと推測します (~_~;)
それでは咲と一緒に【逆子の場合】です
(☆獣医さんから教えていただきました)
用意するものは☆ビニール手袋・ガーゼを3枚です
(下のは【へその緒】編で使用したもの)
まず、逆子なんで当然【肢】から出てくるワケですが…
【肢】を指で挟んで赤ちゃんを引っ張りだします
その時に素手だと滑ってしまうので…
ガーゼを人差し指・中指・薬指に巻きつけます
そして、巻きつけた指の間に赤ちゃんの肢を挟み
母犬の力みに合わせて湾曲する様に引っ張ります
ここでの注意点は…
※母犬の体勢に逆らって引っ張らないことです
逆子の場合…
私は羊膜も破れていて肢がニョキッと生肢!?で出てくると思ったんですが
☆まつり(3♀)の場合は羊膜に包まれて肢から出てきました
羊膜に包まれていたら…指で肢は挟めないですよね (・_・;)
羊膜を破いていいものかどうか??? そこらへんのことは聞いていなかったので…
ちょっと躊躇してしまいました
羊膜に包まれていたら、もしかしたら上手く出てくるかも…と思い
少し様子を見ていたのですが、やはり普通に産まれるのと違って…
なかなかツルッとは出てきませんでした
これは…マズイ と感じ
羊膜を指で破いて教えてもらった手順で取り上げました
赤ちゃんの肢を指で挟むとき…引っ張る力加減がよくわからなくて
とても緊張しましたが咲の力む呼吸に合わせるようにしてやったところ上手くいきました
でも、☆ポコ(1♂) ☆与作(☆2♂)が普通に産まれて
3匹目の☆まつり(3♀)から逆子だったので…あと残り2匹も逆子と思い(その予定だったし)
やはり…逆子のリスクは大きいと思っていたので陣痛待ちの間は落ち着かなくってドキドキしていました
☆獣医さんは、逆子はそんなに心配することはないと言ってくれたのですが…
(私を不安にさせない様に配慮してくれたのかなぁ~)
でも…その後に、出産のときの注意事項をいろいろ教えて頂いたんですが
それを聞いた私は…
『はい!間違いなく安産ですよ』っていう安全保障は無く
安産になるか…難かしい産になるか…
こればっかりは…その時になってみないと分からない
半分は運もあるってことかも…私は、そう痛感したのでした
咲の場合、レントゲン撮影の時点では赤ちゃんの頭は産道をちゃんと通れる大きさと言われましたので自然分娩となりました
ちなみに…☆ジャスミンのところの☆マロンちゃんは骨盤が狭くて
赤ちゃんは通れず帝王切開になったワケです
ところが…赤ちゃんの頭が産道を充分通れる大きさと判断し自然分娩の予定が…
急遽、帝王切開になったケースがあったそうです
それは…赤ちゃんが なんと2匹が同時に産道に降りてきてしまったため
詰ってしまったんだそうです
あちゃー ですよね (・。・;
2匹でいっぺんに来られたら…そりゃ無理でしょう…
ちなみに、このワンコは病院で出産予定だったので早く対処が出来たそうです
ただ…こんなケースはめったに無いと…☆獣医さんは言っていましたが
実際にあったんだよね ここでは…(・_・;)
そして一番よくあるケースは…赤ちゃんの肢の引っ掛かりだそうです
これの場合はスグに帝王切開になるそうです
片方の前肢でも顔の横に付いて産道に降りてきたら、まず引っ掛かってしまうそうです
母犬が一生懸命に力んで頑張っているからと…見守っていても
引っ掛かっていたら…どんだけ待っても
赤ちゃんは出てこないし早く対処しないと危険なことになると言われました
なので大切なのは、この…引っ掛かりを見分けないといけないワケなんですが
これを見分けるのは 母犬の力み具合と教えてもらいました
『母犬が何度も何度も力んでも…
赤ちゃん出ない場合は
引っ掛かってる可能性が大だからねっ…
そうなったら スグに電話して!!』
…そう☆獣医さんに言われていました
この見分けが…私にちゃんと出来るのか…不安に決まってます (~_~;)
そして、咲の場合は以前にも書きましたが…本当に静かにお産が始まったので
まだまだと思っていたため産み落とす少し前に大きく呼吸をしだし…
私が見ていて…咲が力んだ回数は3~5回くらいだったように思います
なので、☆獣医さんに言われたような
力み具合を心配する間もなく…赤ちゃんはポン ツル
って産まれたのでした (^_^)v
咲は、あの小さなカラダにも関わらずで大安産だったようですね☆
咲の出産が近くなったころ…
たまたま知り合いのプードルが4匹妊娠していることを知り
いろいろ話をしていくうちに、出産日が同じくらいと分かりいろいろ相談しましょうと
その方と電話番号を交換しました
咲が出産した翌日の2月29日(今年はうるう年だったから)に無事に産まれたと連絡がありましたが…
1匹が死産になってしまったそうです
3匹は産まれるのに時間が掛かったそうですが…そのコのときは、すぐに出てきたそうですが…
産声を上げることが出来なかったのでした
私の友人☆アユちゃん家のケースは…
チワワ(ロングコート)のモモちゃんは小さなカラダで4匹を妊娠
そして…元気に産まれたのは1匹だけという…なんとも辛い体験談を聞いたのは3年前のことでした
つい最近でも母(咲のかぁーちゃん)の知人のケースで…
たった1匹だけ宿った命が…出産途中で力尽き…母犬と対面することなく逝ってしまったそうです
母犬は今でも…赤ちゃんを探し…パンパンに張ったお乳に苦しんでいるそうです
散歩の途中の立ち話で、その事を知ったんですが…一緒に聞いていて涙が出てきました
私の周りだけでも…いろいろとあるんですよね
みんな、心待ちにしていただろうにと思うと…辛いですね
私は、犬の出産は思っている以上に難しく大変だと感じたのでした
無事に5匹が誕生した直後 【AM 3:08】
今回は5匹とも~それはそれは元気に産まれてくれたので
私は何の苦労もせずにすみましたが…
明けてお昼 【PM 12:30】
これは…
咲の頑張りと~みんなの願い☆
そして幸運
がもたらしてくれたことだと思います☆
おちちをあげながら爆睡の☆咲 (半目開いてます (^_^)v)
☆つづく☆
※アブーのノートは
2008年2月28日 M・シュナウザー☆咲【さく】が5匹の赤ちゃんを出産
飼い主である私☆アブーが体験した出産と育児の記録です
すべてのワンコが同じではありません最後まで読んでいただきまして
ありがとうございました
おうえんぽちっ
としてもらえるとうれしいです
私の願い
が…
まつりが…こんなに…
健やかに…元気に…いてくれているのは…
私が…心から願ったことが…
叶ったという…証なのよねっ
神様…その節は本当にありがとうございました☆
お陰さまでまつり
は…体重が8キロになりました
立派すぎ (^_^;)
画像☆まつり☆生後223日目より☆
今日は☆アブーのノート【咲の出産&育児】になっています。
咲☆まつりをみにきてくださった方 ペコッです
今回は【へその緒】編です☆
へその緒の処理の仕方はそれほど難しくはなくって
今回、5回もへその緒を切ったので、もしも…もしも再び同じことがあっても忘れてないとは思うんですが…物忘れが気になりだした今日この頃(~_~;)
こんな経験も記しておくと~いい記念ですので書くことにしました☆
アブーのノート☆3では産まれてくる経過を書きました
咲はとても上手に産んでくれましたが…
その後は見ていてとてももどかしくって…つい手を出してしまいました
産まれた赤ちゃんは羊膜に包まれているので…まず、一番に救出しないといけません
羊膜を手で破き そして、乾いたタオルで顔を拭き それからカラダを拭くと
みんなキュイーンキュイーンと鳴いてくれましたのでホッとしました
それから、ゆっくりと胎盤を引っ張り出してからへその緒を切りました
それでは咲と一緒に【へその緒の切り方】です
(※これは☆獣医さんと☆ペットショップさんに教えていただきました)
まず、用意したものはコチラです
ビニール手袋・ガーゼ・木綿糸
消毒綿・コッヘル・はさみ
では、赤ちゃん役がいないのでおもちゃ箱からこの方に来てもらいました
この赤い糸が【へその緒】としますね
最初にコッヘルとハサミを消毒綿で拭きます
木綿糸を40センチくらいの長さで切って、これも消毒綿で拭きます
それを半分に折って二重で使います
赤ちゃんのおへそから3センチくらい上のところをコッヘルで挟みます
コッヘルの上のへその緒をハサミで切ります このとき少し血が出ます
今度は赤ちゃんのおへそ1センチくらいのところを半分にして二重にした木綿糸で
かた結びを2回します
余分な木綿糸を切ります
最後に結び目から上のへその緒を少し残して切ります
これで終了です☆
コッヘルがない場合は木綿糸を結ぶところからでもいいそうです
1日目くらいで乾燥しだして、3日目くらいで結び目がコロッと取れました
※ガーゼは胎盤を引っ張り出すときに使います
それから、もしも…の事が起きた場合のことも教えてもらいました
例えば…産まれた赤ちゃんが動いていないとき…
カラダを擦っても動かないときは羊水や粘膜が鼻か口に水が詰ってるので
これをいち早く取り除かないといけないワケですが…
そのやり方を説明してもらいました
まず、へその緒を先ほどの手順で素早く処理しなければいけません
へその緒が切れたら…
赤ちゃんを両手で包み込む
このとき、必ず頭も一緒に持つこと
絶対に頭だけブラブラさせないこと
赤ちゃんの首を傷つけないようにしなくてはいけません
そして、自分の足を肩幅より少し大きめに開き
赤ちゃんを自分の頭の上まで持ち上げて
股の間に向けて勢いよく振り下ろす
要は、遠心力で詰っているものを出すワケです
これで赤ちゃんが動いて鳴き出せば大丈夫だそうです
赤ちゃんの様子を見ながら何度か繰り返していきますが…
どれだけやってもダメな場合もあるそうです
そうなると…
素人の私には難しい段階になりそうな…感じで
教えていただいたことのシュミレーションに自信はなく
それ以上は獣医さんにお任せするよう☆ペットショップの方から言われていました
ただ…そうなった段階で…
獣医さんに走ったとしても…難しいとも言われました
きっと…産まれてきた赤ちゃんは姿形は立派なシュナウザーになってるだろうし
あとちょっとって言う時に…命が耐えてしまうなんて…本当につらい…
私は…ずっとずっと悔やむんだろうなぁ…
そんなシュミレーションは…いらんくらい浮かんできます (-_-;)
私の頭の中は、もう最悪な場面でいっぱいでした
ここで…ちょっとソレますが私の友人☆ジャスミンのお話しをします
☆ジャスミンはM・ダックス(ロングコート)を4匹飼っています
このM・ダックスの家族構成はというと…
チョコくんとマロンちゃんが夫婦
その子供のプリンちゃん(♀)
あと、全く血縁関係はないミントちゃん(♀)
といった具合で…それは~それは賑やかな暮らしなんです
マロンちゃんは2回の出産経験がありますが…2回とも帝王切開でした
なので、咲の出産のときに☆ジャスミンは我が子のように心配してくれていました
☆ジャスミンとはワンコの相談をしたり、されたりが日常で
やはり、お産が近い時期は会うたびに不安な話ばかりを聞いてもらっていました
そんな時に…
☆ジャスミンは1回目の帝王切開ときに獣医さんの手際のいい光景を
目の当たりにした話をしてくれました
それは、1回目の帝王切開のとき…
手術台のマロンちゃんのお腹から次から次へと取り出された赤ちゃん(この時は4匹誕生)を
やはり遠心力を使って蘇生していたそうです
そして…やはり中にはなかなか蘇生しないコがいたそうで…
獣医さん自らが赤ちゃんの鼻や口を吸って詰ったものを出していたそうです
ジャスミン 『咲や他の赤ちゃんを連れて夜中に獣医さんに走るのは大変だと思うよ…
もう、最後はそれしかないと思うよ…』
私 『そうだよね…やってみるしかないねっ』
ジャスミン 『例えば…そんな状態なコがいたとしても…きっと1匹とかだって…
5匹が全部そんな状態じゃないって…』
そして『アブーなら大丈夫!出きるって☆』と励ましてくれました
☆ジャスミンの話はとても心強く とても有り難かったです
もしも…残念な結果が起きた場合
何も出来ずにいるより…最善とは言えないかもしれないけれど
自分なりに頑張って…それでもダメなときは…諦めよう…
私はそう、思っていました
咲のお腹に5つの命が宿っているとわかった…あの日
☆獣医さんからの帰りの車の中で私は…
『5匹は難しいだろうなぁ…何匹が育ってくれるだろうか…なんとか3匹は頑張ってくれないかなぁ…』
喜びはどっかに行ってしまい……なんだか自分に言い聞かせるようにして
…独り言を繰り返して覚悟を決めていたのでした
私は、5匹全部が無事に産まれるとは…思っていなかったのでした
☆つづく☆
※アブーのノートは
2008年2月28日 M・シュナウザー☆咲【さく】が5匹の赤ちゃんを出産
飼い主である私☆アブーが体験した出産と育児の記録です
すべてのワンコが同じではありません最後まで読んでいただきまして
ありがとうございました
おうえんぽちっ
としてもらえるとうれしいです