雑学的好奇心に満ちたツーリングレポート

好奇心から調べたネタや、ルートやスポット・ランチを紹介します。
関わっているクラブの告知やツーレポも投稿します。

春の房総とアリランラーメン

2021-02-27 21:30:55 | ツーリング

所属するHARD&GENTLEツーリングクラブの活動は3月~12月で毎年1・2月はお休み。
今年も3月スタートですが、過去のツーリングを紐解くと3月は温暖な房総半島へ出掛けている回数が最も多いようです。
今回のブログは、そんな房総ツーリングの中から過去の1ページをめくってみます。

房総ツーの集合は、たいていアクアライン・海ほたるPA。
朝の海ほたるからは、順光で東京・神奈川方面がキレイに見えます。

早めに着いて周囲の景色を楽しんだり、パーキングエリア内でコーヒーを飲んだりして集合時間を待ちます。
海ほたるを出発すると、海に飛び込んでいくような感じの下り坂で隊列を整えて木更津に上陸。

木更津JCTから館山自動車道・君津PAで休憩し、スマートICで降りてマザー牧場方面に向かい、神野寺の前を通り、鹿野山九十九谷(くじゅうくたに)展望公園に寄りました。
展望台は鹿野山の山頂にあり、ここから見える景色は千葉眺望100景に選ばれていて、山並みが幾重にも連なり墨絵のように霞むさまを総称して九十九谷と呼ばれているそうです。

九十九谷を出発して、通り道にあったJR久留里線小櫃駅の駅前で休憩。
無人駅ですが綺麗なトイレもあり、のんびりとした駅舎に癒やされました。
この時期の房総は、そこかしこに菜の花が咲いています。

この日は立ち寄りスポットが多く、次は小湊鉄道線・飯給(いたぶ)駅に向かいました。
小櫃駅と同様に無人駅ですが、飯給駅に何があるかというと、世界一広いトイレ“Toilet in Nature”があるんです。
正確に説明すると「敷地が世界一広いガラス張りの女子トイレ」
女性メンバーさんに協力してもらって無事撮影できました。

千葉は難読地名(匝瑳市「そうさし」、城下「ねごや」、海士有木「あまありき」、市新「しむら」など)の宝庫で、飯給もそのたぐいですが、地名にまつわる伝承として、この付近には壬申の乱に敗れてこの地に落ち延びたとされる弘文天皇(大友皇子)にまつわる伝説があります。
飯給駅前の白山神社は弘文天皇を祭神としています。
「飯給」という地名も、この地の人々が天皇一行に食事を捧げたことから、弘文天皇の3人の皇子が飯を給わったという意味の「飯給」の名を与えたとされているそうです。

飯給駅は桜・菜の花の名所となっており、駅にある桜の木や菜の花が咲き乱れることから、春には列車と花などをモチーフとした写真を撮影するため多くの人が訪れるそうです。
すると到着して10分ほどで、運良くキハ200形気動車が到着しました。

午前中から2ヶ所の立ち寄りスポットを楽しみ、お昼は房総(千葉)三大ラーメンに数えられているという、「アリランらーめん」のらーめん八平へ。
ちなみに、他の2つは「勝浦タンタンメン」と「竹岡式ラーメン」。
今後のブログで取り上げていきたいと思います。

11時30分頃には到着したのですが、すでにたくさんの人が並んでいました。
その時点ではそれほど待たずに食べられるだろうと思っていたのですが...
お店に入れたのが1時間半後、注文してラーメンが出てきたのが更に30分後。
これほど待つとは思わなかったけれど、玉ねぎをベースに、豚肉・にんにく・ニラ・ネギを使ったピリ辛のスープと、自家製の中太麺との相性が抜群で、一度食べたら忘れられないというのも大げさではない感じ。
待った甲斐がある美味しさでした。
写真は注文した「アリランチャーシュー」


さて、アリランらーめんの由来はお店のHPによると、
・その昔、韓国に「アリラン峠」という峠があり、その峠にまつわる物語の歌があったそうです。
そこで、当店の場所も峠であり、「昔の峠越えというのは非常に困難で元気を出さなければ越えられなかったはず」そんなときに体力のつくものを・・・というイメージで考案されたそうです。
https://ariranramen.com/r-hachibee/

充実したランチのあとは、メインの目的地「太東崎」を目指しますが、その前に知る人ぞ知る?「ポッポの丘」に寄りました。
養鶏場の経営者が、いすみ鉄道の社長に「鉄道車両を200万円で買わないか」と話を持ち掛けられ、「自動車を買う感覚」で購入したのが開園のきっかけとなったとか。
今は養鶏事業から撤退し、希少な鉄道車両も数多く展示されたスポットとして、鉄道マニアには人気の場所のようです。
この日は家族連れも多く見かけました。

ポッポの丘への入場は無料ですが、2020年3月20日から駐車料金でバイク1台500円、乗用車1台1000円を徴収することになりました(それ以前は駐車料金も無料でした)。
無料はありがたいですが、維持費がかかる以上は仕方ないですね。
https://www.popponooka.com/

太東埼は、九十九里浜の最南端に位置します。
ここからの景色は太平洋の水平線を一望することができ、まさに絶景です。
元旦の日の出スポットとしても有名なんだそうです。
下の写真の後方は九十九里浜の海岸線。

太東埼灯台は、白亜塔形(円形)の中型灯台で、高さは15.9mあり、灯台の光は22海里(約41Km)先まで照らして、海の安全を守っています。
「新年最初の花の便りは爪木崎から」のブログで書かせていただいた「恋する灯台プロジェクト」にも認定されていて、「岬には恋のヴィーナス岬の愛称があり、愛と美の女神の名にふさわしく灯台周辺は緑の木々に囲まれ、植えられたスカシユリや水仙などの花々が来た人を和ませる。サーフスポットして有名な太東海岸もあり、恋する二人でゆったりとした時間を過ごせる場所だ。」とプロジェクトから紹介されています。

この日の予定では、最後の立ち寄りスポットとして御宿の「月の沙漠記念公園」で月の砂漠記念像(ラクダ像)を見物する予定でしたが、アリランらーめんで時間を使いすぎてしまい、またの機会に譲ることとなりました。

恒例のソフトクリームは道の駅「つどいの郷むつざわ」で食べました。
このときのツーリングは2016年3月11日に実施したもので、当時の「つどいの郷むつざわ」は駐車場も狭く物販中心の小さな道の駅だったのですが、2019年9月1日に「道の駅むつざわ・つどいの郷」となっていニューアルし、温浴施設、レストラン、ドッグラン、BBQ施設、芝生広場もある房総屈指の大規模な道の駅に生まれ変わりました。
癒しの温泉、地場産食材の料理、新鮮食材の買い物などを楽しめる複合施設です。

上はかつての「つどいの郷むつざわ」。下は現在の「道の駅むつざわ・つどいの郷」

房総は山の標高がそれほど高くなく、山間部はタイトなコーナーが続き信号も少ないので、適度なアップダウンとワインディングで、快適なドライブやツーリングが楽しめる道がたくさんあります。
この日は圏央道市原舞鶴ICからアクアライン経由で神奈川に戻りました。
新鮮な海の幸も美味しいですが、三大ラーメン制覇を目指し、房総で車やバイクを走らせてみませんか!


曽我の梅と海鮮のテーマパーク

2021-02-02 21:15:23 | ツーリング

今年の節分は、37年ぶりに日付が変わって2月2日だったそうですが、暦が節分・立春をすぎると曽我梅林の「小田原の梅まつり」がそろそろ始まるかなと気になり始めます。
コロナ禍で、今年は「梅まつり」ではなく「梅さんぽ」という名称に変更され、飲食関係の営業や露店も出店しなかったり、「流鏑馬」や「寿獅子舞」などのイベントも中止で寂しい感じもしますが、梅の花は例年通り人の目を楽しませてくれるはずです。

曽我梅林への一般的なアクセスは東名・大井松田ICから国道255号経由、小田原厚木道路・小田原東ICから国道255号・県道717号経由、西湘バイパス・国府津ICからは県道717号経由で県道72号を目指します。
県央からは、中井を経由して広域農道「やまゆりライン」でアクセスしたり、東名側道で中井から大井町に抜けてアクセスします。
どちらも距離は短いですが、プチツーリング的に信号の少ないルートを快走することが出来ます。

曽我には県道72号沿いに、別所梅林・原梅林・中河原梅林に3万5千本の梅が栽培されています。
白梅(白加賀・十郎)が中心なので、「曽我の梅は華やかさに欠ける」という人もいますが、白梅が多いのは加工用の梅の栽培が主流であったことが理由ですので、曽我の里の人たちの生活を支えてきたことの証なのです。
そんな成り立ちを頭に入れて鑑賞すると、白梅もさらに味わい深いものがありますし、少なからず紅梅もあって白梅を彩り、見事なしだれ梅も見応えがあります。

間近に迫る箱根連山や富士山を背景に梅林の中に入って写真を撮るのが定番ですが、県道72号・田島石橋交差点からやまゆりラインの坂を800mほど登ったところにある信号のない交差点を左折すると、曽我の里を見下ろす道路に出ます。
左手に相模湾、正面に箱根、右手には富士山、そして足もとには美しい梅林が広がっています。

東側の山は、地図を見ると高山という表記があり、急な斜面にはみかんが栽培されています。
みかん畑の間の道は狭く急坂で、二輪車や軽トラック以外で入るのが難しい道ですが、頑張って山頂付近まで走ると、ここにも梅がたくさん咲いていて、相模湾を広く眺めることが出来ました。

海の後方は真鶴半島と伊豆半島です。

曽我梅林の近くの県道72号沿いには、小田原牧場アイス工房の売店があり、梅の時期に限らず近くを通ると時々寄リます。
「新鮮で低カロリーなイタリアンジェラート」がウリのようで、手作りのジェラートはまろやかで自分好みです。
開成町の「あじさい祭り」などの地元や近隣のイベントにも出店しています。
http://www.pcm777.com/ice/

自宅から近いので、この辺りでわざわざランチを食べたりすることはめったに無いのですが、話題のランチスポットとして紹介するとしたら、国道135号沿い小田原新港に一昨年オープンした国内初だという「漁港の駅TOTOCO小田原」かなと思います。
魚食のテーマパークとして人気上昇中のようです。

入り口には、小田原名産のかまぼこが景品のUFOキャッチャーがお出迎え。

1階は海産物やその加工品を中心とした販売スペース。

海産物ではありませんが、柑橘類の栽培が盛んな小田原でもあり、今の時期は果肉がジューシーな「はるみ」が並んでいました。


2階は魚介類をたっぷり使ったイタリアンの「バル リゾディビーノ」と、魚介と楽しさが集まる台所という「とと丸食堂」

3階は海鮮好きなら是非トライして欲しい「おさしみ天国小田原海鮮ゴーゴー」。
お刺⾝は⼩⽥原漁港内の⿂市場で仕⼊れたお⿂をメインに、常時約25種類が⽤意されています!
3種類のサイズから丼を選び、自分でお刺身をトッピングしてオリジナル「あなたにおまかせ海鮮丼」を作るシステムです。

テラス席からは相模湾が一望!



2021年2月時点の営業時間です。
漁港の駅TOTOCO小田原 9:00~17:00
2階 バル リゾディビーノ 10:00~ Lラストオーダー15:00
2階 とと丸食堂・3階 おさしみ天国小田原海鮮ゴーゴー10:00~ ラストオーダー16:00
漁港の駅 TOTOCO小田原 (totoco-odawara.com)

午前中は、箱根や富士山を背景に順光で梅の写真を撮ることができるので、まず梅林を見物・散策してTOTOCO小田原でランチ。
午後はターンパイクや椿ライン・湯河原パークウェイで箱根に登り芦ノ湖スカイラインや箱根スカイラインを走って御殿場ICから東名で帰るのが、オススメのドライブ・ツーリングルートでしょうか。

このエリアでは、曽我梅林と同時期に見頃になる、足柄平野を見下ろし相模湾から富士箱根が一望できる松田町の「西広畑公園」の河津桜。
西広畑公園より半月ほど遅れて富士山を背景に170本の河津桜が見頃になっていく「おおいゆめの里」。
3月中旬に見頃になる南足柄市の川沿いに咲き乱れる「春めき桜」と、ソメイヨシノが咲く前から花の便りが続いていきます。
写真は西広畑公園から、さらに登ったところにある「あぐりパーク嵯峨山園」。
河津桜や寒緋桜、春めき桜と菜の花が咲き乱れています。

※残念ながら 2月6日(土)から2月28日(日)にかけて開催を予定されていた「第23回まつだ桜まつり」は、コロナ禍で中止となり駐車場も閉鎖されました。