江戸川教育文化センター

「教育」を中心に社会・政治・文化等の問題を研究実践するとともに、センター内外の人々と広く自由に交流するひろば

NEWS江戸川区教組 No.2410

2025-02-07 | 江戸川区教組
        自らの労働条件は自らの手で! 教え子を再び戦場に送るな!日教組・東京教組と共に闘おう! 
 NEWS 江戸川区教組
     2025/02/07 No.2410 江戸川区教職員組合(江戸川区中央3-7-11-102江戸川区平和運動センター)

中教審に「柔軟な教育課程」のあり方を諮問した文科省
 はたして、教育現場の現実は・・・


学習指導要領の改訂に向けた検討が中教審に諮問されました。
「画一的な教育から脱した『柔軟な教育課程』のあり方」「多様な子どもたちが主体的に、深く学べること」等が検討課題ですが…。

しかし、教育現場の実態はどうでしょうか。

奈良教育大学付属小学校で行われていた、“柔軟”で子どもたちが“主体的に”学ぶ取り組みが文科省、自民党右派議員、『産経新聞』の介入により「不適切」授業等とされ、昨年4月に教員が強制出向させられました。

今年の1月5日の毎日新聞には、3年前に北海道前帯広柏葉高校の生徒たちが取り組んだ700人分超の政治意識調査アンケートを、道教委等の指導を受けて学校が破棄した記事が載っていました。

文科省のいう「柔軟な教育課程」「主体的に、深く学ぶ」を実践した教員が、授業の一部が学習指導要領に沿っていないとして罰せられたり、生徒たちのアンケートが、“中立性”という言葉で破棄されたり…、これが現実です。
文科省の言葉は、“言行相反”“言行齟齬”としか思えません。  


ところで、新年度に向けて各職場では、年度末反省を基に来年度の教育計画が練られている頃ではないでしょうか。
しかし、校長等管理職の権限強化に伴い、職員会議が形骸化している昨今、教員は、教育に関して物言えぬ教育者となりつつあります。

上記の奈良教育大学付属小学校の教師や前帯広柏葉高校の生徒たちのように、実践の中で物言う教育者であり、主体性を持った子どもたちを育てたいです。
真の教育改革を希求しながら、共に頑張りましょう。
江戸川区教組は、そうした実践を応援していきます。



◆役員選挙について
〇来年度の東京教組本部役員及び江戸川区教組役員選挙が近づきました。
選挙公報、投票用紙、投票袋を同封しています。
選挙公報をよくお読みいただき、投票の方よろしくお願いします。

投票日は、2月13日(木)~17日(月)です。

〇記入されましたら、投票用紙を投票袋に入れて封印し、交換便で送付して下さい。

<当面の予定>  
〇2月11日(火)日朝教育交流のつどい  
       ・会場:東京朝鮮第五初中級学校 9:55~15:30
       ・授業参観・芸術公演…児童による合唱・民族舞踊 他・全体会・昼食交流会

〇2月13日(木)~17日(月) 投票日 ※投票袋は、17日(月)までに交換便へ

〇2月22日(土)  東京教組 教育対話集会     
         ・会場:立川柴崎学習館 13:30~15:30
         ・「学校に行きたい」と「学校に行きたくない」を考える
           ~地域の学校が今できること~ 講師 氏岡 真弓さん

〇2月22日(土)  2月街宣行動  場所:立川駅北口 16:00~17:00
                 「学校の現状」「働き方改革の必要性」の訴え

〇2月25日(火)  執行委員会     会場:江戸川区平和運動センターにて  

〇3月07日(金)  3月分会代表者会議  会場:タワーホール船堀405号室 18:00~20:00

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