
今朝の国営放送の終わり際・・・アナウンサーが告げた・・・
ご覧の映像は、さいたま新都心です。こちらにあります、ジョン・レノンミュージアムが
今日で閉館されます・・・
それでは、皆様、今日一日お元気で・・
と。エッ

毎日映し出される場所のちょっとした出来事を伝える部分。いつもは、聴きながしだか、今日は、あれ・・・

まだ、行ったことなかった・・。とちょっと驚く。
ウチから電車接続がいいと、20分ほどで行けてしまうミュージアムだ。
パートに行っていた時期は毎日でも最寄り駅を素通りしていたし・・このミュージアムと
線路を挟んで反対サイドには大型ショッピングセンターや映画館もある。
このミュージアムはさいたまスーパーアリーナに隣接していて、もしかすると、
そこにお目当てのコンサートか催しがあるか、そのミュージアムか、その側にある
スポーツジム、あるいはNH○文化センターに用事がある人以外は・・あまり
行かないかも・・

というわけで、閉館日になってからあわてて出かけた




ジョンの生涯を、その時に愛用の品々や、プロとして登りつめていったキャバーンクラブ内の再現や、
リバプールの街の地図、愛用のギター、初期のものや、リッケンパッカー325のメイプルグロスにジェットグロス、
ジェットの方にはボティ側面に曲順のメモが貼り付けてあったり・・奥さまのヨーコさんの前衛美術の再現コーナーや、
名曲、イマジンを仲間と模索しているフィルム、文章や絵の才能をみせつけられる資料、
ジョンが子供の頃に
受けた心の傷を克服して、ニューヨークでの再出発・・子供ショーンの誕生後の主夫生活ぶり、日本の軽井沢でリフレッシュ時期の様子など・・
ファンでなければ知らない・・ような一人のアーチストのたどった道を展示してあった。
自分の地元からポール・マッカートニーと出会いそれから、どんどん活躍の場を世界に広げていく・・
そしてメンバーそれぞれが各自の生き方

ジョンが音楽好きのロックンロール野郎から、青年に、そしてプロとして、
次には世界のスター、次に転機で、男としてヨーコと結婚、次は純粋に父親として、
最後の方は人間として生きていった流れを感じて、なんだかジーンとしてしまった・・。
今日は最終日、ということもあり、お客様がとても多かった。夕方4時ごろになっても
仕事や学校を終えてたのか、若い人も、少し年配の方も・・あらゆる年齢層の方が
ミュージアムのチケット売り場に列をなしていた。
展示コーナーの向こうには、サロンコーナーがあり、チケットの半券を見せると
中に入れて、CDやDVD、ビートルズ関連の本が閲覧できる。たぶんオーディオコンサートも開かれたのか、
立派なスピーカーがちょっとした舞台コーナの両サイドに置いてあったり・・


なんだ、こんなにいいとろこだったんだ・・と後悔・・。ここなら
時々、ゆっくりと来たかったな・・・。個人的な意見だけど・・もしかすると、
ちょっと宣伝不足だったかもしれない・・。さいたま市内のCD店などと
組んで、もっと教えてほしかったなあ・・・。
今回は、10年の契約が切れるだとかで・・T建設とミュージアムのあいさつ文も
載っていた・・。
また、何処かの街で再開することがあればいいのに・・。と思いながら家路についた。