子育て中のとびはぜくんです。
トビハゼの巣穴の中には産卵室がありますが、干潟の巣穴はそのままでは酸欠状態になってしまいます。
そこで、巣穴を守るオスが口中に空気を貯めて運び、新鮮な空気を産卵室に届けます。
とびはぜのお父さん、頑張ってます^^
空気を届けるお父さんの様子です。
https://youtu.be/bGr4lTAkGto
ちなみに・・・
とびはぜの巣穴の形はJの字になっており、卵はJの先の天井部に産み付けます。
この部分にオスが空気を貯めるため、卵は水に浸からず空気の部屋にあるような状態で過ごし、孵化する直前に反対に巣穴の空気を口に含み外に出すそうです。
そして、孵化した幼魚は穴から出て海中で浮遊生活をし、全長15ミリほどに成長するとまた干潟へ戻ってきます。
今年も沢山の子供たちが出てくるといいな♪