まち歩きとDIYと こどもと一緒に生き物あそびも

日々のちょっとした出来事をつづるblogです。

所沢に行ってきました。

2005年07月22日 | Weblog
本日は埼玉県所沢市のまちのけしきをお伝えします。

所沢市は人口が30万人を越える
埼玉県の主要都市としてご存じかと思います。
日本で初めての飛行場の所在地としても有名です。
市内にはプロペラからきた「プロペ通り」や
「ファルマン通り」など飛行機に関する地名が見られます。

所沢市は埼玉県西南部に位置し、
西武新宿線・西武池袋線が接続する「所沢駅」を中心に
西武・丸井などが立地し、高い商業集積が見られます。

所沢駅と元町などを中心とする旧市街地とを結ぶ地域には
「プロペ通り」と称する歩行者向けの通りがあり、
丸井が面している他、飲食店・衣料品店が集積しています。

今回の写真はその繁華街ではなく、旧市街地の様子です。
金山町という旧街道沿いにある商店街です。
古くからの商店に並んで高層マンションが建っています。

所沢の旧市街地にはこのように近年マンション建設が盛んです。
この地点から1kmほど所沢駅に近づいた元町・寿町では、
20階建てを越える「タワー」が両側に建ち並んでいます。

東京近郊ではごくありふれた光景にも思えますが、
所沢のそれは特に顕著であり、
「所沢駅前の商業地」
「高層マンション群」
「空き店舗の並ぶ旧来商店街」
が交錯する光景は考えさせられるものも多くあります。

木造の商店、隣に半鐘があったと思えば、
その裏手にはタワー型のマンションがあったりします。
「変わらないもの」「変わってしまったもの」…
そんなちょっと違う視点で所沢の町を見てみてはいかがですか?
私も今回は所沢のまちをゆっくり歩けませんでしたが、
今度は変わりゆくまちの姿をゆっくりと歩いてみようと思います。
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歴史的建造物の再生(山形文翔館)

2005年07月03日 | Weblog
現在、全国各地で歴史的建造物の見直しが行われていますが、
なかなか難しいのが現在の建築基準との整合性のようです。

今回は、山形県山形市の文翔館(旧県庁舎・県会議事堂など)を紹介します。

文翔館は山形市の繁華街・七日市商店街の北に位置する「旅篭町」にあります。
周囲にはJA、山形銀行などの本店が建ち並ぶ、山形市の中心地です。

文翔館は山形県郷土館として展示物も豊富です。

建築に関しては素人の私ですが、独自の視点で
この文翔館を例に「まちづくり」のカギを見ていきます。

文翔館を私が紹介をしようと思ったのには理由があります。

1つ目は、この建造物の修復が「復原」という方法で行われたことです。
これは文化財の修復では、多く取られる方法です。

「復原」とは、広辞苑によれば「もとにもどすこと」ですが、
文化財の「復原」には、
「創建時の材料・工法で傷んでいる部分だけを繕いもとの姿に戻す。
また、過去に改造や撤去により失われたものを復元する。(文翔館『復原の記録』)」
という側面があります。

今回、詳細は省略しますが(HP:http://www.geocities.jp/akitsushima_j_p/で近日紹介予定)、文翔館では、半解体調査・写真等の資料をもとに漆喰の花模様なども詳細に復原しています。

比べる次元が全く異なるのですが、
観光地などでよく「○○風」として簡素な新建材などを用いた建造物や、
城下町というキーワードだけで、歴史的背景を全くもって無視した天守閣
などが散見されます。

それらと異なり「復原」はその本質的な価値、
将来への伝承・継承という観点からみて労力に見合うものです。
ホンモノの持つ重みは全てにおいて勝ります。


2つ目は歴史的な建造物を現代に残し、
且つ将来に渡って残すための苦労の跡がよく見える点です。

冒頭にも書きましたが、古い建築物を残すためには、
耐震性・耐火性など新規で建物を建てた方が
費用の面では安くなるという大きな問題があります。

小田原城や名古屋城が鉄筋コンクリート製であることに
驚いた方もいるのではないでしょうか?
これらはまちのシンボルとしてまた違った価値を持つのですが、
「復原」では材料・工法そのものを変えることはできません、
というよりもそれでは「復原」とはなりません。

山形の文翔館では、レンガ造りの県会議事堂に、
写真にあるような鉄骨を組み込み、耐震性を確保しています。
これらは苦肉の策とも言えますが、この文翔館の場合、
内部の見た目を維持するために外にこの鉄骨が張り出しています。

実は、横浜の赤煉瓦倉庫も同様に鉄骨が組み込んであり、
相当の費用がかかっているものと推測されます。

歴史的建造物の再活用にはこのような大きな苦労もあります。


近年、ロードサイドに限らず、初期投資が少なく、
すぐにでも取り壊して、撤去が可能な、
スクラップ&ビルドの安価な建造物が見られますが、
本日、紹介した文翔館をはじめ、歴史的な建造物や、
それに限らず「ホンモノ」の建築物はその中に価値を蓄積し、
後世に至るまでその価値を高め続けることのできる建築物です。

日本の風景がいつからか、金太郎飴と評されるものとなってしまいました。

私は文翔館を前に、そんな事を考えてしまいました。
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築地市場に行ってきました2(つまもの)

2005年05月26日 | Weblog
築地の青果の特徴と言えば、
写真のような「つまもの」の類が多い事かも知れません。
私は詳しくないので分かりませんが、
このような葉っぱも取引が行われています。
これら「つまもの」からは、
我々日本人が大切にしてきた自然を美とする感覚、
洗練された日本文化の一端を感じる事ができますね。
このような日本の文化を是非とも大事にしていきたいところです。



そういえば、以前に紹介した群馬県にある
榛名神社の門前町では山椒が名物とか。
私も以前、山椒の実を食しまし、虜になりましたが、
山椒の葉もに大変な美味です。
もし、興味がある方は「榛名神社」にも足を運んではいかがでしょうか?
私は旅好きで多くを回りましたが、
榛名神社はその中でも特におすすめできる場所です。
以前の投稿にもありますのでご覧頂ければと思います。
榛名神社周辺を紹介したブログのアドレスも付しておきます。↓ http://blog.goo.ne.jp/shakemachi027
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築地市場に行ってきました。

2005年05月26日 | Weblog
久々の更新です。

本日は築地市場をご紹介します。


私はここの市場に、お世話になる事となります。
もしかしたら何度かご紹介する機会があるかも知れません。

写真は青果の早朝セリの開始前風景です。
仲卸さん、売買人が品定めをしています。

これからセリの開始です。
ところが現在ではこのような形でセリを行っている品物はほんの一部とか。

流通の変化により、最近は「相対売り」という商社のような売買形態が主流のようです。
市場には相対の品物が所狭しと並んでいます。
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榛名神社に行って来ました。

2005年05月10日 | Weblog
榛名神社は派手さこそありませんが、荘厳な面持ちの素晴らしい神社です。
是非多くの方にご覧頂きたいと思います。

門前の社家町では暖かい人々が神社を守っています。
現在、榛名神社では神事が催されており、この機会にお越しになってみてはいかがでしょうか?

詳しくはのhttp://blog.goo.ne.jp/shakemachi027/p/1ブログをご参照ください。

場所は群馬県榛名町。高崎方面から榛名湖に向かうバス通り、榛名山の南中腹にあります。

写真は榛名神社の門。
ここを通って600mの参道は喧噪を忘れさせてくれます。
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改装設置しました。

2005年05月10日 | Weblog
このブログは旅先で見つけた「まち」「ひと」「けしき」を紹介できればと思っています。


写真は私の住む小川町で昨秋撮った写真です。
ネガからデータ化しているためタイムリーではありませんが、HPトップにも使用しているお気に入りの写真です。


稲穂の黄金色と彼岸花の赤のコントラストがとても綺麗でした。
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