今日のような暑い昼にガスを強火にしてガンガン野菜炒めを作っていたら突然体調が悪くなった経験がある。
体が異常に熱く、立っていられない。急いでエアコンをつけ、体も冷やしたが全く効果がない。
夜まで続いた熱中症のつらさに懲りて以来、昼食の準備は朝のうちにあらかたすませることにしている。
勤めていたころ夏は必ず冷房の温度で男性対女性で険悪になった。冷えに悩んだトラウマから今も立ち直れない。
エアコンはよほどのとき以外は使わないが高台に住んでいるので、涼しい部屋を移動しながら何とか暑さをやり過ごしている。
今日のメニューは冷やし中華。
おそばは茹でなくてよいもので水でちゃちゃっとほぐして皿に広げるだけ。自分で茹でたのと違って味は少々落ちても命には換えられない。
具はいり玉子だけ火を使うが、キュウリ、ハム、トマトは切るだけだ。海老はいただき物で、朝オーブンで焼いて食べ忘れたもの。
夫がテーブルについた。海老に目を奪われ嬉しそうな顔をして食べ始めた。僅か10分で作った手抜き料理であることは知らない。