日経平均が過去最高値を超える理由はただ一つ、中国が台湾進攻を明確にしたから。台湾にはTSMC(時価総額がトヨタの2倍)があり、中国はTSMC他の有力台湾企業を独占したい。
日本人は知らないが、台湾のTSMC、韓国のサムソン電子はアメリカが実現したもの。日本がアメリカに経済で挑戦し、アメリカを爆買いした対抗策だった(アメリカは本格的に経済戦争してきた)。日本の知識エリートは知識依存のため思考力が不足し、気付かなかった。
中国が台湾に侵攻して合併すると、経済成長の勢いを増し、アメリカを上回る可能性が高まる。また、中国侵攻では台湾にミサイルを撃ち込むだけではない。防衛を固めている沖縄地区の自衛隊基地にもミサイルを撃ち込むから日本人死者がアメリカを上回る。
また、どさくさに紛れて中国は必ず尖閣諸島を奪いに来る。
アメリカのために日本人が多く死ぬことは自民党が下野することも意味する。アメリカは極東では、日本との合同軍事力で中国を上回らせたいため、日本の経済成長に向けて支援する(まだ日本人を信用していないが)。
日本支援のテーマの一つは半導体、一つは株価だ。株価が上昇するには過去の最高値を超えておかなければならない。日経平均が勢い良く上昇していても、この最高値を超えない限り、AIは停滞したところで売りサインを出す。
最高値*を超えたら、AIが上昇モードとなり下がったり上がったりしながら上昇する。何故なら最高値を超えるまでは、AIが売りのタイミングを見ているが、超えると広く買い安心感が出るから、買っても利益が出るためモードが変る。
*日経平均は1989年12月29日に38,915円87銭の最高値をつけた
アメリカには今世紀初頭に、中国にはくれぐれも注意するよう伝えたのに全く無視していた。しかし、中国が経済でアメリカを抜くことに自信を持ち、軍事野心を見せたのでオバマ大統領の頃から気付き始めたのだ。