科学で残された最大の謎は進化と宇宙である。これらについては、ダーウィン説(および新ダーウィン説)とビッグバンがいずれも教科書に記載されているが、いずれも間違いである事を電気学会で発表してきた。査読論文ではなかったから取り上げられることも無かったが、僕は公表した事実を残したかった。
進化は2003年から発表してきた。基本仮説が「評価システムが等価形成され進化の駆動力となった」であり。稚拙な論文だったがコアを掴んでいた。最初の10年間は自由な空想を展開し読み返すと恥ずかしいが、この自由展開が良かった。
文献を読み始め、情報を得て、遺伝子のコードが実はタンパク質を構成するアミノ酸記号である事が分かり、しっぽを捕まえた。新ダーウィン説の言う遺伝子のコピーミスが有っても、タンパク質が変化するだけで進化にはならない。
人間の遺伝子の数は約2万で、線虫と同等だ。また人間の遺伝子がDNAに占める比率は数%とされているが、僕が計算したところ1%だった。この1%の遺伝子が持つ情報量はとても人間の設計図としては足りない。
そしてジャンクと呼ばれていたDNAやRNAに設計図やノウハウが有ると予想し、しかし間違っていたらまずいなと思い図の説明のところにこっそり書いた。その後、ネッサ・キャリーの「ジャンクDNA」で正しかった事が証明された。それはエピジェネティクスだった。
エピジェネティクスはノーベル賞をとった中山教授のiPS細胞でも知られている。ここで勝負あった。新ダーウィン説は崩れた。しかし、世界中の天才科学者たちは今もって新ダーウィン説を支持している。一度、正しいと信じた考えは容易には切り替わらない。
その後も仮説を発表し続けた。例えば、原始海に出現したタンパク質製造工場、これは池原健二・名誉教授のGADV仮説がヒントになった。従って、池原教授の実験がタンパク質製造工場をバックアップし証明する。生命誕生は深海でも宇宙でもなく、原始海の砂浜だったのだ。
続く!
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