ウォッチ銘柄であるKeePer技研の24年6月期決算です。
カーコーティング材料の製造卸と、それらのサービスを提供するKeePer LABOを運営しています。
今期は、キーパーLABOは店舗拡大で経費先行した結果、2桁増収ながら減益となりました。
セグメント |
2023 |
2024 |
増減率 |
キーパーLABO 売上高 営業利益 |
9,658 2,585 |
11,181 2,272 |
+15.8% -14.0% |
キーパー製品 売上高 営業利益 |
7,384 2,889 |
9,393 3,828 |
+27.2% +35.1% |
売上高は35億円増加した一方で、売上原価は6億円増、販管費は23億円増でした。
その結果、売上総利益率は81.7%で横ばい、営業利益率は32.1→29.7%に悪化しました。
売上高が2桁成長を続けている間は、経費先行は止む無しと思われます。
資産は、現預金が36→51億円に増加しました。
その他に、建物が41→56億円に増加しています。
負債は、長期借入金が1→0.6億円と減少しています。
一方で、利益余剰金は110→142億円に増加しています。
営業キャッシュフローマージンは21→26%と改善しました。
棚卸資産の圧縮もあって、営業キャッシュフローが37→53億円と伸びた点が大きいです。
株価は最高値から3,000近く落ちてしまいました。
一過性のブームは去ったかもしれませんが、引き続き注視したいと思います。
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