ウォッチ銘柄であるFPGの24年9月期決算です。
富裕層をターゲットに、税繰り延べ効果を狙ったファンド商品を展開しています。
今期は、国内不動産ファンドが大きく伸びました。
事業 |
2023 |
2024 |
増減率 |
リースファンド |
22,184 |
29,278 |
+32.0% |
国内不動産ファンド |
45,076 |
75,093 |
+66.6% |
海外不動産ファンド |
2,823 |
2,723 |
-3.3% |
その他 |
1,064 |
678 |
-36.3% |
売上高は366億円増加した一方で、売上原価は246億円増、販管費は17億円増でした。
その結果、売上総利益率は37.0→35.6%に悪化、営業利益率は25.7→26.6%に改善しました。
利益率はともかく、売上高が前年比1.5倍増は強烈です。
資産は、現預金が160→174億円に増加しました。
その他に、商品出資金は834→1248億円と急増しています。
負債は、長期借入金が115→440億円と約4倍に増加しています。
一方で、短期借入金も754→891億円、利益余剰金は407→492億円に増加しています。
営業キャッシュフローは再びマイナスに転じました。
今年は仕込みの年だったのでしょうが、ここが一般企業の動きとは大きく異なるところです。
株価は、一時前年比2倍まで伸びました。
手厚い株主還元も魅力的ですが、毎度同じく事業が理解できない銘柄を・・・以下略。
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