ウォッチ銘柄であるミズホメディーの23年12月期決算です。
体外診断用医薬品メーカーで、事業は病院・開業医分野とOTC・その他分野からなります。
コロナ特需が去った影響が色濃く出ています。
市場分野 |
2022 |
2023 |
増減率 |
病院・開業医分野 |
17,236 |
10,636 |
-38.3% |
OTC・その他分野 |
345 |
352 |
+2.0% |
売上⾼は66億円減少した⼀⽅、売上原価は6億円減、販管費は1億円減でした。
その結果、売上総利益率は80.2→73.5%、営業利益率は63.2→46.9%に悪化しています。
特需は去ったものの、利益は高水準を維持しています。
資産は、現預⾦が87→101億円と増加しました。
また、売掛金が55→38億円と減少しています。
負債は、有利子負債は計上されていないようです。
また利益余剰金は135→149億円と増加しています。
営業キャッシュフローは3割減ったものの、マージンは35→36%と改善しています。
売上高に大きく頼らない稼ぐ力があるようです。
株価は、ここ一年動きがありません。
ポストコロナで、ビジネスの成長をどこに求めるか注目しています。
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