床下器具が手に入らず、進まないクモハ41、エンドレスで試運転しました。
1mくらいの直線往復で進行方向が合っているか確認した状態で3ヶ月放置状態。
エンドレスで試運転したら異音が発生。
吊りかけモーター音のように聞こえますがそんなギミックは仕掛けてないし。
ただ、快調に走っていました。
数周ずつ前後に走らせていますが音はどちらに動かしても発生。
あっ、多分これだ、と線路から降ろし、確認。
MPギアの前後車輪を結ぶ軸の真ん中当りが光ってます。
これが異音の原因。
センターピンの2x8mmネジが台車ボルスターを突き抜け、この軸に接触してます。
このネジの長さ管理が重要なの。
気動車は9mm長のネジを使いますが、電車、機関車は8mm長。
ただ、このクモハ41の場合、室内灯を付けていないのでタマゴラグ1枚分薄い。
更に旧国では厚さスペーサーを0.5mm薄いのを使用しているので、その分ネジを短くしないと。
その上、この車両の場合軸離の違うギアを切断の上、精密パイプで継いでいるのでその分軸が太いと。
こんなのが全部影響して接触していました。
センターピンを2x7mmネジにすれば良いのですが、専門店に行ってもあるか??
しょうがないからごまかしました。
1mm厚の精密ワッシャを挟み、長さ調節をする。
これだけで1時間近く掛かってます。
センターピンを抜いて、ワッシャを追加で挟むだけですが、その為にはウエイトを一旦外し、モーターギア間のMP延長軸を外してから、台車からセンターピンネジを抜く。
その逆の組み立てでは、センターピンに一式組み込み、スプリングパーツを差し込み、床板の穴にネジ一式を差し込み、台車とのスペースにスペーサーを挟んで台車とネジ止め。
これがねえ、一発で決まらない。
パーツ落っことしたり、バネ飛ばしたり、まあ色々とイラつくわけで、かみさんがテレビ見ている横でやろう物なら当たり散らしかねない。
ということで夜中にこそこそと。
ただ、明日箒で床を掃きつつ、飛ばしたパーツを回収することに。
掃除機じゃぁ回収できないからねぇ。
出てくるのは一週間後かも知れませんねえ、とんでもないところまで転がりますから。
あーっ、ヤダヤダッ、不器用なんだから………