床板の加工が終わり、使えるめどが立ったので先に進めていく。
キハ17やキハ36を放置して、こっちをいじることにしてパーツをそろえる。
近日中にいじるであろうキハ36用も一部含んでいます。
床板に接点に使うプリント銅板を張り付けておく。
床板がちょっと汚いのは古い粘着テープをはがした跡、30数年経ってベタベタになっている。
室内灯取り付け時の接点に。
もしかしてモーターを取り付ける気になるかもしれないし…
いまはもう分売してくれない9㎜ねじを使います。
あと20本ぐらいは持っている。
このキハ18、T車だから10㎜ねじでもよいのですけれど…
卵ラグをはんだ付けして、それを組み込んで台車センターピンに組み込む。
床板が0.2㎜厚くなった分を、調整するのにこんなのを使う。
組み合わせて枕バリを0.2㎜分薄くした。
はんだは古いのを使った。
最近のは鉛フリーで溶融温度が高い。
こちらはいわゆる64はんだ、183℃で溶けます。
ちょっとだけ薀蓄を。
錫融点、231.9℃
鉛融点、327.5°C
ですが 6:4で混ぜると融点が下がります。
ヨーロッパでのRoHS指令という環境対策の声明が出され、鉛の使用が制限されるようになってからは電気製品などには商業的に使えなくなっちゃいました。
鉛フリーのはんだは錫95%以上にほんの少し、銀と銅を加えます。
これですこし融点が下がります。
こちらを使えばどこにでも胸張って出荷できますが、ホビーには楽な方を使います。
台車は先日組み立てておいたから、床板に取り付ける。
残る作業は窓ガラス貼り、手すりとホロ枠の取り付け。
大事なのは、ねじ穴位置が変わるからタップを。
床下器具の組み立て、室内灯取り付け。
普通なら3時間もかからないだろうけれど、爺さんが弄ると少しずつしか進みませぬ。
だいぶ、らしくなってきた。
家にストックしているパーツを使ったから今日の分はタダ。
年金入るまで手持ち材料で遊ぶしかない。
キハ18-3としてあるが、1は19年11月の記事。
たったここまでで3年。