クハユニ56、実車はモハユニとして製作したグループとクハ二67から改造した車両に分かれます。
モハユニ組はモハユニ61として製造するも戦争中の資材不足で電装できなかったのをクハユニ56に編入し、11,12の番号を附番。
今回の模型は後者のタイプ。
クハユニ56の001-004はクハニ67として登場しています。
製造8両の内、008は戦災で焼かれ、002と007が常磐線で使われていましたが、007は三河島事故の時に上り電車の先頭車として大破しています。
006番は中野電車区の端っこに救援車代用で留置されていました。
クハニの話ばかり書いていても切りがないからクハユニに。
飯田線に通っていた時期がありまして、最後の旧国を追っかけまわしていました。
ある日乗った電車がクハユニ56001、今回の模型の車。
クハユニの内この車だけウインドシルとウインドヘッダーが付いていた。
古い記憶なので間違えているかも。 そして車内もロングシートだったか、クロスシートだったかの記憶が無くなっている。 乗ったという事しか覚えてない。
今年に入り、クモハ41をいじり始めたので相棒のクハユニ56を探し出した。
捨てるつもりの段ボールに入っていた。
余りアップすると粗が目立つからこんなもんで。
まあ、実車もボロボロだったから、それも含めて再現したとでも言っておこう。
床板、動力を直したクモハと並べてみる。
許してもらえる程度に車高は合っているかな。