あまり並行していろいろいじっていくのは得意ではありませんが、クモハ11が停まってますのでこっちを
さて、この2001年製のこの模型、そもそもが標準化されておりません。
完成品についていたモーターはDN16という強力型モーターとされていますが走らせるとスムーズにぐんぐん加速、終いにはレーシングカー模型になると。 (01-Dec-06 うちの困ったチャン キユニ21)
早速モーター交換してCN16に換装 (27-Dec-06 キユニ21)
ここまで15年前。
走らせてはいたものの、完成品気動車のモーターが進化してLN14になっていき、換装しようとしたものの車体と床板を分解して放置。 (09-Jan-16 キユニ21) この時はレストア中になってますが実際は分解して放置されてました。
今年の6月に手元に置いて本格的に換装しようと。 (26-Jun-21 キユニ21 なんと15年ぶり)
という歴史を振り返ってみました。 長い間寝かしっぱなしの不良債権です。
で、今回ついに工作を実行に移すという快挙。
そもそもはどう直すか決めかねていた。
ー完成動力買ってきて、床板の荷物扉の部分の欠き取りをして両軸用床下器具を北海道仕様に変更する。
ー現行の床板を加工する、LN14モーターに合わせ床板を切り込み、更に床下器具をいじる。
ー単行、または増結で動けばいいのでLN12で簡単に加工する。
などを考えていました。
現状の配置。
問題はこの床板、アルミ板なんです。
アルミの加工は柔らかいので糸鋸にまとわりついて折れちゃうことが多いし、タップ切るとバカ穴になっちゃたり。細いドリルも折れやすいです。 硬い真鍮の方が実は工作は楽です。
取り付けたCN16を外して、LN12を置いてみたりしたらなんとか行けそう。
そのまま慎重に工作してモーター付けちゃいました。
あとは床下器具取付板の加工。
こちらは0.3t真鍮板なので#000位の糸鋸歯で加工します。
在庫ないので買いに行かないと。
5㎜程切り進めれば納まるか、ネジ頭のクリアランスが有るか不明。
この床下器具取付板も中間のネジ穴が使えなくなるのはクモハ11と同じ。
何度も同じところが…、祟られてるね。
現物合わせで進めましたが、意外だったのがモーター穴を拡大しなくてもモーターが収まったところ。
横は幅広なのでむしろ塞ぐことを考えますが、縦方向はすっぽり嵌る。
これに合わせてモーター取り付け板のネジ穴を開けましたが、CN16は幅10㎜で取り付けますが、こちらは取付穴間隔は8㎜、お互いが干渉しないように位置決めは結構気を使います。
ギア側は両方のネジ穴間隔が狭く、穴が干渉しないギリギリの位置になんとか配置。
どうしてもだめなら解決策は考えておきました、使わなくて済んでホッとしてます。
という事でここまで、次回は配線してみます。
動くようにした後で床下器具板の調整予定。
2回工作をアップすれば終わるかな。