昨年の模型ショーで入手した床下器具を取り付けた段階でモーターも一緒に変更す
ればとも思いますが。
気動車にもコアレスモーターを付ける気になったのは今年の春以降ですから結果論
ですね。
どうも私は計画性、先見性に欠けていますね。
さて、キユ25を購入したのはいつでしょう? 記憶にありません。
車内のライトを見ると管球ですし、もとの床下器具はプラ製でしたし、顔も甘いの
で80年代かなと思います。
模型から遠のいていた70年後半から 7、8年ののちに復帰しましたので、阿
佐ヶ谷か西川口の模型屋さんにあった不良在庫を引き取ったのでしょう。
疎遠だったこの期間、雑誌だけは買っていましたから、この2店は時々訪れていま
した。
製品はインサイドギア、縦型モーターの時代のものですが、はじめからモーターは
積載していません。
後にエンドウからキハ17系が発売された時、編成に組み込むため、CN 16 を
取り付けて動力車にしています。
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工作するに当たり、この車両も今付いている床板をモーターに合うよう切り広げま
すが、この車両ではモーター後端が床下器具のタンクに当たりますので、前のほう
に切り進みます。 したがって、ユニバーサルジョイントは短くなってしまいま
す。 外れやすくなる以外影響は無いようです。
本来折れ曲げ角が大きくなると伝達効率が悪い、等速性がなくなるのですが模型の
動力としてはこの辺はネグリジブルです。
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また、タンクとの干渉を防止するため片軸モーターにしないと収まりません。
この片軸モーター、経験上、後ろのふたが取れてしまい易いので、今回はホルダー
に収める際、ゴム系接着剤をふたの周りに付けておきました。
今使用中の床板ですので車体とのネジ穴、配線は、ほぼ前のままで、いじり回す必
要がありませんので楽です。
この車両は前回の動力化工作時に床下器具取り付け位置を雑誌に載っていた写真に
あわせて決めましたが、ずれているようなので調整することにしました。
ずれといっても、わずか3mmなので運転時はわかりませんから運転主体の私は無
視しても良かったはずです。
結果的に余計な仕事を増やしてしまっています。
原因はビールを飲みながら作業をしていましたので割り算を間違えたこと。
33mm幅の床板の半分を10.5mmとしてセンターを出してしまいました。 おば
か...でした。 いや単に酔っ払い。
幸い酔いがさめれば、おばか...から回復しました
この間違い、ピンバイスで穴を開けて、タップまで切ってから気づきました。
修復法として取り付け板の穴をヤスってごまかす手も有りますし、ハンダで埋める
こともできます。。
でも、床板の塗装を剥がしてハンダで埋めるのも面倒ですし、ハンダはやわらかい
ので、後でタップがたてにくくなります。
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と言うことで、今回は銅系のエポキシを使いました。
こちらは結構硬くなりますので、後の作業は楽なはず。 (希望的観測かも)
約10時間経過してまだ少し柔らかいうちに少しカッターで削りました。
完全に硬化するとやすりでないと削れません。