与論島の妖怪「イシャトゥ」、「イシュシャ」について(第1回)
先日鹿児島与論会の運動会で「女イシャト」と云う競技があり、年頃のメーラビから妙齢の?女性までが、喜々として参加されておられました。その際「イシャトゥ」は本当にあんな恰好しているの?と云うのを小耳にはさんだので、個人的にも疑問に感じていたこともあり調査してみました。
今回は、出現の状況について伝え聞いたことを整理していきたいと思います。
・出現する時間帯は夜間がほとんであり、昼間はガジュマルやアコウノ大木のところに居住している。
・月明かりの夜には姿を見ることがある。テル(魚籠)を携えて魚を釣っているのを見かけることがあったが、近寄ってみると先にいた距離と変わらない距離に瞬間移動している。
・月のない闇夜の場合姿は見えないが、気配を感じることがある。
・魚がたくさん釣れたので喜んで帰ると、魚の眼が食べられていた。イシャトゥは魚の眼が好物らしい。
・不意に風が吹き海面が波ち、足元の岩がぐらつき投げ飛ばされた。
・その他色々な目撃談、遭遇談、体験談が多数あるとのことですが、最近出現した話は聞かない。
第2回目はイシャトゥの体形、容姿について整理してみたいと思います。イシャトゥの情報がございましたらお知らせください。
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