選挙が終わった。終わってみれば自公の圧勝で国民は与党を支持したということになろうか。54.7%の投票率は戦後4番目に低かったということで、組織ぐるみの候補者が強い。自民党の政治のせの字も知らないタレント議員が軒並み当選して、真面目に政治を語り公約こを掲げたのが落選している。7月7日の七夕の日に品川駅まで三宅洋平の演説を聞きに行った。ほとんどがボランティアというがその熱気には圧倒された。三宅洋平の演説は誰もが納得するし、共感も得られる内容ばかりだった。その場にいた人たちは当選を確信していたはずだが、結局は9番目で落選。憲法改定に危機感を抱いて政党を立ち上げ自らも立候補した小林節も落選した。まともな議論やまともな意見が通らなくなってしまったかのようなニッポン。その大半の罪は、参議院選挙の報道を避けたマスコミにある。現政権になってからの劣化は著しい。サメの脳ミソどころではなく、全く思考を止めた知性のかけらもない者たちによって従事られている。
近所の川には鴨が気持ちよさそうに羽根を休めていた。鴨たちにとって政治も経済も関係ないから年金の心配もない。心配なのは今日の餌とその餌が汚染されてないかだけだ。人間ほどには長生きしないから、汚染されたものを食べようがあまり気にしない。その鴨を食おうとする人間が蝕まれることになるから心配になる。空を飛び回り夜になったらねぐらに帰り、雛たちと今日のことを語り合う。のどかな生活を見るようだ。今度、生まれ変われるなら鴨がいいかもしれない。
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