高田馬場1丁目から狭山市北入曽へのブログ

2017年8月1日に高田馬場1丁目から狭山市北入曽へ越しました。

我が家のノラ猫

2021-03-09 18:09:48 | 近況

我が家には3匹のノラ猫がいる。名前は左から「ノ」「ラ」「ネコ」である。ノラ猫ながら律儀に毎日来る。左の「ネコ」は名前は立派だが歯がない。固いキャットフードは食えない。だからご飯にかつお節を混ぜて出すと首を振り振り苦労して食っている。写真で見るようにちっとも可愛くない。毛は身繕いをしないために毛羽立っている。触るとベタベタしそうで触りたくない。なのに何故ご飯を出すかというと、昔は来ていたが顔を見なくなって2〜3年経って、最近久方ぶりに来た。相変わらず歯がなくて姿格好もみすぼらしくなっていた。昔のよしみでご飯は出すがそれ以上の事はしない。それはお互いにわきまえている。道で会っても私の顔を見ると他人を見るような目つきをする。可愛くないし、汚いし、愛想もない。だからエサだけの間柄である。それ以上のことはない。真ん中の「ラ」は目つきが鋭いし喧嘩っ早い。左端の「ノ」は「ラ」を見ると逃げ出す。そしてキャットフードを横取りする。だからいつも「ノ」は「ラ」の動きを警戒している。「ノ」は余程腹を空かしていたのか、『ミャアミャア』とないてエサをねだっていた。エサを皿に分けて出すとむさぼるように食っていた。後ろに「ラ」が来ているのに気が付かずに食うことに一生懸命だった。「ラ」は後ろから「ノ」の身体を手(前足)で『どけっ!』と言わんばかりに振り払うようにする。すると「ノ」は『フゥー』と毛を逆立てて、エサを渡すまいとする。「ラ」はいつもと違うなと思ったが、このエサは俺のものと決めつけている。「ノ」は「ラ」をなおも睨みつけている。数分の睨み合いが続いたが「ラ」が根負けして去っていった。それから力関係が逆転した。それでも「ノ」はエサを食うときは当たりを警戒するように見渡しながら食っている。いくら力関係が逆転したからと言ってもいつ襲われるかわからない。だからこの警戒は死ぬまで続く。だから権力なんて持つんじゃないということなんだろうな!



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