狭山市の東南を流れる不老川。10数年前はゴミと臭気漂い、土手の茂みに隠れて川面が見えなかった不老川が地元住民の運動により大々的な清浄作業が行われ、そのおかげで水は澄み、鯉などの川魚が住むようになりました。季節ごとに渡り鳥が舞い、土手の草木は息を吹き返して青々としています。この間、澄み切った水が茶色に濁っていました。魚の姿も見えません。鳥は水に浸かろうとせず、水面から顔を出している岩の上に乗って休息しています。上流で汚水を流したのかなと思ったので辿って行きましたが、このところの急な気温の上昇で水中のバクテリアが繁殖したのかも知れません。
上の写真は大分元に戻った状態です。また魚や鳥たちが優雅に踊り待っています。
自然は元に戻そうとする力が働くようです。人間も自然の一員として病気になったり怪我をしても自然に治癒することも少なくありません。自然の感知するところではない、人間が恣意的に行われる事柄はなかなか元には戻りにくいものです。自然の一員として我々人間は逆らっちゃいけませんね。突然、税金を上げたり年金額を下げたり支給年齢を上げたり、政府のやることは自然の摂理に逆らっています。必ずこの報いがあるはずです。その時に後悔しても始まらないのです。100年先の年金計画を練る前に、今現実の失われた年金を元に戻すとか、国民の年金を自分の財布と同じように浪費した役人や政治家とそれに群がった亡者どもを捕まえて、弁償させるか強制労働をさせるとかしないといつまでも続きますよね。