晴山雨読ときどき映画

“人生は森の中の一日”
山へ登ったり、本を読んだり映画を観るのは知らない世界を旅しているのと同じよ。
       

山桜を訪ねて普賢岳へ

2013年03月21日 | 
(うららかな日差しが降り注ぎフデリンドウも花開いていました)

駆け足で通り過ぎていく春に遅れまいと、今朝思い立ち、お結び1個にコーヒーをリュックに詰め裏山の普賢岳を目指しました。(普賢岳はグリーン・ウォークでも紹介されました)。途中で「独りで登んなさっと?猪に気をつけんといかんよ」声をかけられ「これで撃退します!」とダブルストックを差し出す私。「鉄砲ん音が聞こえとったから流れ弾にあたらんごとせんばいかんよ」と添えられました。暮れに八郎岳で間違って猪撃ちの猟友会メンバーが放った弾で亡くなった登山者の記事が頭を掠めます。里山はこれがあるから怖いのです。派手な色合いの上着にすれば良かった・・・。久しぶりの単独行に緊張しましたが立て看を見て安心しました。狩猟期は3月15日で終了しているようです。



間に合ったよ、中腹に咲く山桜さんにも!









やっぱりランチは頂上でしなくちゃいけません。階段にはスミレの花も!



白い梅に似た花びらが階段に散っていて上を見上げるとクロキでした。



ランチは色彩鮮やかな不動明王と白衣の観音像が刻まれた小高い岩の上で~。登り口にはお稲荷さんの赤い鳥居と白竜神の白い鳥居が並び、普賢菩薩に大師様も祀られるなど神仏混淆が集合していて実に楽しい。昔から庶民の信仰を集めた霊場の名残が感じられます。



山頂に鎮座しているのはどちらの神様?神社にお線香の香りがたなびいているのを不思議でもなく・・・。



先々週歩いたのは湾の向こうに連なる山々。金比羅から縦走したルートの終点、甑岩は山影に重なって見えません。





濃い青紫のフデリンドウ



マムシグサは脱皮の中途



畑には蜂蜜を採取するための手作りの箱が置かれていました。蜜蜂さんには2匹だけ会ったかな。



駆け足でゆく春を惜しんでそぞろ歩く毎日です。










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2 コメント

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里山は春ですね (マッスル)
2013-03-25 04:36:00
おはようございます
モクレンが咲き残り、桜が満開で
菜の花もあちらこちらにいっぱい(喜)
里は春爛漫ですね~

花粉さえ飛んでいなければ
車の中からだけでなく
深呼吸しながら花見ができるのに!

でも、猪狩りの看板を見かけると怖いですよね
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コメントありがとうございます! (bamboo)
2013-03-25 17:35:04
>花粉さえ飛んでいなければ
車の中からだけでなく
深呼吸しながら花見ができるのに

マッスルさんはかなり重症な花粉症なんですね・・・。
お気の毒です。


アオモジの花がそれぞれ違った印象を受けるので
検索したら雌花と雄花があるのですね!
近日中に記事にする予定ですが、今さらながら
得心したbambooです
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