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四差路になった現川峠に車を停め、上の登山道路ではなく下の登山道路を数分行くと朱い目印テープが見える。テープに沿って尾根を下ると醍醐の滝へ出るのだが、最後あたりはめちゃくちゃな藪となっている。冬場だったら枯れていて少しはましだと予想していたんだけど、やっぱり最後は突っ込むしかなかったです。他に道があるのだろうか?
静かな水音が聴こえてくる。しばらく行くと道場とお堂が見えてきた。左には弘法大師像をはじめとした苔むした石仏が並び霊妙な気が漂っています。お堂の横に醍醐の滝が流れています。滝巾3m、高さ6m程の小さな滝ですが、ここで打たれて修行を積んだのでしょう。石碑には真言宗醍醐派の霊場で300年の歴史があると刻まれています。下には立派な釣鐘堂もありますよ。
御手洗集落で崩れたセメント壁を細かに砕いているお父さんに、道場で修行していた若者らを見かけたこともあったと話してもらいました。
蕗の薹には雄株と雌株があるらしいのですが、まだこの状態ではわかりませんねぇ~
不動原広場に桜が咲くのはまだいっときかかりそうです。