3968.~集中~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「それぞれのやり方で」(1月5日)
新年おめでとうございます。武蔵境教室の清水です。
中学校では学習内容が高度になり、定期テストもあります。
中学生の生徒さんたちは、とても真剣にエレファースでの学習に取り組んでいます。
「30秒で何行読めるかチャレンジ」、
「この文を3回読んでから、見ないで言ってみよう」など、ほんの少しずつハードルを上げていき、ときには講師と競争(ハンデをつけて)するなど、ゲーム性を持たせるようなやり方が合っている生徒さんもいます。
一方、生徒さんの中には、ただ黙々と演習問題に取り組み、行き詰ったときだけ声をかけるのが合っているという方もいます。
それぞれ異なったやり方で進められるのは、生徒さんと一対一で向き合える環境だからこそです。
学習方法は違っても、集中して取り組む姿勢は同じです。
課題をクリアして喜んだり、うっかり間違えて悔しがったりしながら、楽しく学ぶ。
この体験が、学習意欲の向上に繋がるようにと願っています。
◇ワンポイント・メッセージ
「30秒で何行読めるか」、「3回読んでから、見ないで言ってみる」、課題が明確であることがとても良いですね。何を目的として努力すれば良いのか、それが明確であるから意識と力を集中させることができるのです。ただ「読んでみましょう」、「書いてみましょう」では、「読んだけど…」「書いたけど…」というようなことにもなりかねません。1時間、2時間という限られた授業時間の中で、目的をもって集中することはとても大切なことです。1時間をただ消費するか、1時間で何かを獲得するか、その差の積み重ねはとてつもなく大きいのです。