3405.~お話を楽しむ~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「読書を通して」(3月7日)
おはようございます。越谷教室の森田です。
もうすぐ中学1年生になるIさんは最近、とても背が伸びてきました。
授業の最初にいつも一緒に歌う♪「こんにちは」の時、今までは軽く会釈するだけのことが多かったのですが、最近はリズムに合わせて声に出して
「こんにちは」と、講師の目をしっかりと見てニコニコの笑顔を見せてくれます。
その大変可愛らしい笑顔に、
「今日も一緒に頑張ろうね!」と、毎回たくさんの元気をもらっています。
そんなIさんは、読書がとても好きになってきました。
桃太郎のお話が特にお気に入りです。
次はどうなるのだろう~?このあとどうなるのかな~? とワクワク、たまにはドキドキしながら想像力を膨らませて、目がキラキラしています。
まるで、Iさん自身もその物語の中で、登場人物たちと一緒になっているようです。
そして、想像力も豊富になってきたことによって、国語のワークにもとても積極的に取り組めるようになってきました。
文章を読み取る力、想像する力、考える力が読書を通じて養われてきているのだと感じます。
これからもIさんと一緒に色々な楽しい物語を読んで、Iさんの世界を広げていけたらいいな、と思っています。
◇ワンポイント・メッセージ◇
ワクワク、ドキドキ、目をキラキラさせながら読書を楽しんでいるとのこと、イイですね!お話の言葉が耳に入り目に入り、意味を持ち、意味と意味とがつながり、ストーリーとして展開し、映像が広がる・・・。読書は、こんな機能が連携して成立します。相当高度な機能です。楽しみながら、こんな機能トレーニングができるのですから、読書の効能はすばらしいですね。