4831.~自身の言葉で~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「面接練習を通して」(10月8日)
おはようございます。Elephas 相模原教室の安倍です。
中学3年のI君と、受験に向けての面接の練習をしています。
「あなたは将来どのような職業に就きたいですか」という質問に対して、
「全く考えていません」と答えた次の週、
「高校に入って勉強をしていく中で興味があることを探して決めたいと思います」と考えてきました。
次の週は、
「高校を卒業したら、大学に進学したいです。そこで勉強をする中で自分に合う仕事を考えたいです」になりました。
そして先週、
「高校を卒業して大学に進学し、そこで勉強する中で自分は何がしたいのか、何をすることが向いているのか、自分が社会に貢献できることは何なのかを考えて、選んでいきたいです」と答えました。
「毎週言うことが変わるな、て思ってるかもしれませんが、色々悩んで考えているんですよ」と言うI君
長所短所、将来について等、面接の練習を通して自分を見つめじっくり考える、すばらしい成長の時間になっています。
◇ワンポイント・メッセージ◇
I君、質問に対する答えが、毎回確実に深まっていっていますね。ひと月の間に、「考えていませんか」から「社会貢献」への志向にまでに深化していきました。ここまでに至る努力と自己探索力、すばらしいですね。自らが自身の中から引き出した言葉、それは自身の言葉としてしっかりと根付いていくことでしょう。たとえ、その後に変容することがあっても、スタートはそこにあります。後の変容もまた楽しんでいきましょう。