発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

299.シルバーウィーク

299.シルバーウィーク

「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック教育研究所

 この5連休、「シルバーウィーク」というそうですね。みなさんいかがお過ごしですか?

 台風が近づいていたこともあってお天気が心配されましたが、はじめは大方晴れ・曇りの予報でした。それが、きのうあたりから雲行きがあやしくなり、明日・あさっては雨模様とのこと。少々がっかりしているとまた予報は曇り・晴れに変わってきましたね。

 予報がこのようにくるくると変わること、教室のある生徒さんが「なんで、天気予報は変わるのですか?!」と憤って尋ねてきたことがあります。天気予報が変わることもあれば、予報された天気と実際とが異なることがあります。「自然のこと(自然現象)だから、予測しきれないこともあるんだよね」と答えておきましたが。

 往々にして生徒さんの多くは、1対1対応が好みで、1対多や変化を嫌う傾向にあるようです。それは生徒さんに限らず、誰も同じかもしれません。お天気が変わって、連休の過ごし方が変わってしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 予定の変更、スムーズにできましたか?この連休に限らず、遠足や運動会が雨で中止になると泣いている子どももいると時折聞きます。「聞き分けがない」と言えばそれまでですが、そこまで何かを楽しみにしているということはある意味、評価の対象だとも言えますね。

・明日のこと、それ以降のことが理解できている
・「待つ」という時間的観念がある
・何かに対して、大きな期待を持つことができる

 大きな期待を天候によって裏切られて収拾がつかなくなった状態が、「聞き分けのない」状態です。どうにか収拾がつけられるように、うまく気持ちの展開を図ってあげましょう。

・いっしょに残念がる(残念な思いの共有)
・別の日に実行する(延期)
・代わりのことを行う(代替)

 何でも1対1対応であれば安心感や安定感がありますが、そればかりではないということ。1対多の対応を生み出していく力をこんな機会に育んでいきましょう。

 実は私も、きょうは秋空の下、久しぶりに普通各駅列車に乗って海を見に行こうと楽しみにしていたのですが、天候がはっきりしないようなので予定変更をしたのです。・・・やはり、ちょっと残念。でも別の楽しみを見つけました。

 
造形リトミック教育研究所
>>ホームページ http://www.zoukei-rythmique.jp/
>>お問い合せメール info@zoukei-rythmique.jp

なかのひと
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