発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

291.新型インフルエンザ

291.新型インフルエンザ

「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック教育研究所 

 感染拡大の率が、新学期が始まるとともに日に日に上がってきています。
 ご家庭では何か対策を話し合われましたか?

教室では、
・学習の前の手洗いの励行
・迅速な来室・退室
・各ブースのアルコール設置   をさっそく始めました。

 必要以上に怖がらせたり、心配させることは避けるべきですが、この機会に「インフルエンザ・ウイルス・ばい菌・汚い・病気になる」ということを分かる言葉と行動を通して、教えていくことは必要でしょう。

 手洗いを面倒くさがるお子さんには、かわいい石鹸や楽しめる石鹸を置いたり、洗面所に何か工夫をして頻繁に手洗いができるように環境づくりからはじめましょう。たとえば、泡状の石鹸は手洗い意欲を増させます。我が家でも、キッチンで手を洗えるものをわざわざ泡石鹸の置いてある洗面所まで手を洗いに行くほどですから。

 まだうがいのできないお子さんには、口腔内用の消毒スプレーもあるそうです。教室の親御さんから伺いましたが、薬局でお聞きになってみてください。

 新聞やテレビでインフルエンザの情報に触れて不安になっているお子さんや生徒さんには、問いかけをじっくり聞いてあげて、正確な情報を伝えましょう。時に、日常行動に落ち着きがなくなるほど不安定になる方もいます。

 「うがい・手洗い・マスクの使用」、予防のために行えることを明確に示し、実行を通して「これだけやっているのだから」と不安な気持ちに区切りをつけられるように促しましょう。

 インターネットなどからは、手の洗い方を分かりやすいイラストで示してるものも得られます。プリントアウトして洗面所に貼るのもひとつ方法でしょう。

 何につけ事あれば、ご家庭で話題にして適切に対応していくこと、それがお子さんの安心感を育てます。それは、インフルエンザに限られたことではありません。天候の変化や災害や、ひいてはご家族の事故や病気、予定の変更、人とのトラブル・・・など。事に応じて適切に行動できることは、社会生活スキルの大切な一つです。


造形リトミック教育研究所
>>ホームページ http://www.zoukei-rythmique.jp/
>>お問い合せメール info@zoukei-rythmique.jp

なかのひと
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