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発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

518.社会人:仕事の意識

518.社会人:仕事の意識
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 
 けさの教室ブログ、お読みいただけましたでしょうか。

 社会人の生徒さん、家電の販売店に勤めています。母校のOB会で自己紹介のついでに、「買いに来てください」と自分の会社のお店のアピールまでできた、とのこと。担当の講師はとても感激していました。

 仕事をやらされているのではなくて、仕事にやりがいを感じている。すばらしいですね。社会人の意識、仕事人の意識、会社への意識、どこかに仕事への誇り、働くことの喜びが備わっているのでしょう。働くことに対して、とても意欲的で、積極的です。

 また別の生徒さんとも、こんなことがありました。授業でスタンプを使おうと、使い方のお手本を示そうとしたら、
「自分でやります。はんこ押しは専門ですから」とのこと、
お手並みを拝見すると、さすがに上手。

「ほんとに、上手ね」とほめると、
「あたりまえでしょ!」と自信満々です。

 そして、スタンプを押し終えると、数字を1から順にさっとそろえて、手際よく片付けます。
 「わっ、職人!」といった感じでした。

 私も講師としては、教室の書棚や道具棚は、板前さんの調理場のように常に効率よく整えておきたいと心がけています。やはり、家庭の台所とは違う必要があります。

 生徒さん方にも、こんなプロ意識が育ってきています。プロ、仕事人として同じ一線に立ったような一体感さえ感じ、こちらもとても誇らしい思いがします。

 この間ご紹介した、稲盛和夫さんの著書「働き方」を自分で書店で買い求めてきた生徒さんもその一人です。今、1セクションずつ丁寧に読み進め始めています。

 まだ学齢の生徒さんたちにとって、このお三方をはじめ社会人となった生徒さん方は、とてもよい目標です。将来の姿を視野に入れ、目標を明確に持って学習や成長を捉えていきましょう。そうすることによって、目先のことにこだわって必要のない足踏みをしてしまったり、小さなことを気にしてストレスをためるようなことも避けられます。

 成長された先輩生徒さんの足跡、積み重ねは教室にとっても本当に宝ものです。

 
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造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

>>お問い合せメール info@zoukei-rythmique.jp
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