発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

4787.~大学の課題にも~

4787.~大学の課題にも~

「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 ・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・

 ~今日のElephasブログ:「相手に対する理解を深める:D.I.E法」(8月17日)

おはようございます。朗豊ゼミナール 国分寺教室の海野です。

異文化コミュニケーションについての課題に取り組むなかで、相手に対する理解を深めるための方法、

D.I.E法を知りました。

文化の違いによる問題や誤解が生じていたら、まずは状況を記述し(Description)、相手の立場や行動の理由を解釈して(Interpretation)、そのうえで評価(Evaluation)を行って解決につなげようとするものです。

相手がなぜそのような言動をとるのか、さまざまな可能性を解釈してみることが、解決につながるようです。

こうした姿勢は、異文化間に限らず、日常のコミュニケーションにおいても、そして授業のなかで生徒様と接するにあたっても、大切であるように思います。

生徒さんのレポートや発表課題として、目新しいテーマにいっしょに取り組むことがあります。

先日は2024年のトレンド予想に関する文章を読み、内容を整理したり、自分の意見を記したりする課題でした。

SNS、疲れを癒すためのデトックスが好まれる風潮、といった身近な話題であると同時に、

マーケティングなどの視点なども取り入れる必要がありました。

また、自分の好きなブランドや商品をSNSで売り込む、という想定で、アピールポイントなどを発表する課題もあり、

発信力、発想力が求められているようです。

いずれも、生徒さんが自分の意見を言葉にしようとする積極性につながっているようで、

時代を映した課題への取り組みが、ご本人の将来につながるよう、サポートしていきたいと思います。

 

 

◇ワンポイント・メッセージ◇

大学での課題、講師もしっかりと学んでいく必要性がありますね。新しい手法や考え方を、生徒さんにとって身近なフィールドに用い生かしていけば、生徒さんにとっては自身の日常を言語化し、その上で他者に伝えるというコミュニケ―ション力のトレーニングの機会ともなり得ます。体験に基づく自身の言葉を発掘し、それを駆使して他者に伝わる言葉を選びつつ、論じていきましょう。殊に「伝える」という行為には、他者を感じ、知る “思いやり”が必要であることに気付くことでしょう。

 

発達支援教室Elephas(エレファース)

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