4830.~脳を鍛える~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「竹取物語、暗唱」(10月7日)
おはようございます。Elephas 相模原教室の小口です。
小学校5年生のYくん。来室早々、
「明日、みんなの前で古典の音読(暗記)のテストがあるけれど、まだ暗記できてない!」と不安そうな表情・・・
いくつかある文章の中から、Yくんは「竹取物語」を選んでいました。
他の作品に比べると少し難しい文章です。
日常では使わないことばや古典ならではの文体、何度も何度もくり返し、練習をするもどうしても覚えられない、
覚えきれない箇所があります。
それでも、文章を書く、覚えられない箇所の反復練習、その前後を含んでの音読等々、
「大丈夫!大丈夫!必ず覚えられるよ」とくり返し練習を重ねました。
次の授業時、
「古典の暗記テスト、合格点がもらえた、合格したよ!」と、うれしそうに伝えてくれました。
クラスで合格した生徒さんは、何人もいなかったとのこと。
自信につながる結果がまたひとつ増えました。
◇ワンポイント・メッセージ◇
Yくん、がんばりましたね。この時期に覚えた一節は、意外に大人になっても覚えているもの。“暗記ばっかり”と嫌気のさすこともあるでしょう。でも、暗記することによって記憶する力が鍛えられます。考えるということは、脳で記憶したり、再生したり、情報を組み合わせたりと、思考を巡らす営みです。小学校、中学校、高校、脳のトレーニング、がんばりましょう!