4527.~造形リトミックで学習力を~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「歌唱造形から、漢字学習へ」(10月19日)
おはようございます。津田沼教室の千山です。
Yくんは歌唱造形が大好きです。
特に動物が好きで、ライオンを繰り返し描いていた時期もありました。
今では、ぶどうの粒の数もお手本通りに描くことができます。
最近、そこで培った力が、漢字を練習する時にとても役立っていると感じます。
難しい漢字を書く時に、お手本を見ながら横棒が2本なのか3本なのか、縦棒は突き出るのか出ないのかなど、
正確に書くことができています。
楽しく学習しながら、ふと、Yくんの成長を感じで嬉しく思いました。
◇ワンポイント・メッセージ◇
造形リトミックの中の『歌唱造形』は、歌いながら絵を描くことによって認知能力と巧緻性を育てる教育プログラムです。多くの生徒さんには、”お気に入りの絵“があります。”はじめて絵が描けた!“という嬉しさからその絵がお気に入りになる生徒さんもいれば、乗り物、動物、食べ物など、自身の大好きなものを描き続ける生徒さんもいます。高い動機づけと繰り返しによって、認知機能と巧緻性機能が培われていきます。今回のYくんはその力が漢字学習に生かされているケースですね。造形リトミックで育った生徒さん方は文字学習のみならず、持続力や集中力、感性、言語力、思考力、探索力にも成果が現れます。Yくん、「今では、ぶどうの粒の数もお手本通りに描くことができる」とは、すごいですね!