4386.~特別講習では~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「道順を書く」(5月8日)
おはようございます。所沢教室の増原です。
高2生のN君。
特別講習の時は高校の学習に加え、作文や場面に相応しい会話の練習にも取り組んでいます。
今回は所沢駅から教室までの道順をわかりやすく書くことを課題にしました。
「改札を出たらどちらに行くの?」、「左です」、「その後は?」…と頭の中で思い出しながら箇条書きにしていきました。
教室までの行き方は何パターンかあり、一番わかりやすい道は若干遠回りになります。
N君が通っているのは最短の道でしたが、途中から目印になる建物がなくなるためか、鉛筆が止まってしまいました。
そこでPCで所沢駅東口の地図を見ることにしました。
最初はあまりピンときていない様子のN君でしたが、拡大の仕方を教え、建物の名前が表示されると、
「あっ、ここ知っています!」、
「ここで左に曲がります」と、再び文を書き進め、一緒に地図をたどりながら、無事教室に到達しました。
次回は高校までの道順を書いてみることにしています。
また、地図を使って方角の確認をしたり、英語で道を聞かれた時を想定して簡単な単語を使って答えたり、そんな練習にも取り組めればと思っています。
◇ワンポイント・メッセージ◇
季節ごとの特別講習は、通常授業ではなかなか時間の取れない課題に取り組むことのできる貴重な場です。N君も講習を有効に活かしていらっしゃいますね。ゆったりと時間の取れる講習では、PCの活用の範囲も広げていくことができます。気持ちにゆとりが持てる状況で、“考えること”、“調べること”、“最後まで諦めずに達成すること”を丁寧に体験することによって、休暇後の学習態勢はより充実したものとなります。