ダイヤモンドは永遠に (1971) DIAMONDS ARE FOREVER 125分
大量のダイヤが密輸されるという事件が起こった。ダイヤの行方を追ったボンドは、アメリカの富豪ホワイトが経営する科学会社へたどり着く。そこでボンドは、集められたダイヤを使って、強力なレーザー光線を作り上げる計画を突き止める。そして全ての事件は、ボンドの宿敵、ブロフェルドが糸を引いていたのだった……。
死ぬのは奴らだ (1973) LIVE AND LET DIE 121分
麻薬事件を追うボンドは、麻薬を無料で配り社会の壊滅を図るミスター・ビッグという男に行き当たる。モーターボートによるチェイスが見せ場だが、少々ダレる。J・シーモアがタロット占い師で妖しい魅力をみせる。
黄金銃を持つ男 (1974) THE MAN WITH THE GOLDEN GUN 124分
“黄金銃を持つ男”と言われる一流の殺し屋スカラマンガに、英国情報部員ジェームズ・ボンドの暗殺指令が下った。それを察知した英国情報部は、ボンドの安全をはかるため一時的に解任する。だがボンドは、スカラマンガと対決するため、彼のひそむ中国の孤島へと飛ぶ……。
この7本目から9本目までは、ショーン・コネリーの復帰や新しいボンド、ロジャー・ムーアの登場など、話題には事欠かないんですが、個人的な思い出は別として、ちょっと「地味」な3本かもしれません。
★ダイヤモンドは永遠に
前作「女王陛下の007」を降りたショーン・コネリーの復帰作。で、皆さんこの映画を見直して欲しいんだけど、このときのショーン・コネリーの年齢何歳だと思う?びっくりするよ?(笑)公開された1971年当時で41歳だって(笑)どう見ても50歳を越えてるよ。彼は第一作の「ドクターNO」の時、まだ31歳くらいだったらしいんだけど、見た目と実年齢が10歳は老けて見えるよね。
だからこの「ダイヤモンドは永遠に」はめちゃ老けたボンドが口先だけ達者で老体に鞭打ってアクションしてるってイメージがきつくってね(笑)
全体として、ちょっとアダルトな雰囲気。ラスベガスが出てくるからかもしれないけど、ちょっと落ち着いた雰囲気です。相手の刺客2人組が面白くって・・・当時「イージーライダー」「真夜中のカーボーイ」など「男同士」ってのもめちゃオープンに表現できるようになったのもあるかもしれませんが、どうみても製作者側が「バカにしてる」としか思えません(笑)
ショーン・コネリーはこの後「ネバーセイ・ネバーアゲイン」でボンドを演じますが、一応この「ダイヤモンドは永遠に」が最後のボンド映画となります。
★死ぬのは奴らだ
3代目ボンド役に抜擢されたロジャー・ムーア。実は彼はショーン・コネリーよりも3歳年上(笑)この「死ぬのは奴らだ」の公開時、すでに46歳ってことだけど、やっぱショーン・コネリーよりも10歳くらい若く見えたよね?(笑)
ロジャー・ムーアは私は見たことがありませんが1962年~68年までTVの人気ドラマ「セイント」で主役を張ってきたお茶の間にはお馴染みの人気者だったみたい。
まあ私にとってこの作品は「後付け」ですが、やはり主題歌を「ポールマッカートニィ&ウイングス」が手がけたって言うのがすごいことで。今思えばビートルズ解散後たった4年ほどのことなんだよね。今でも彼のライブでは演奏されますし、ウイングス時代のライブ映画「ロック・ショー」でもこの曲はメチャ印象的でした。
物語はとても地味で・・・あまり好きな話じゃないんだよね。すごく差別を感じるし。ボートのシーンがあまりにも長いのも気に入らないし(笑)で、この映画での水上追跡シーンが気に入ったのか、次作「黄金銃を持つ男」や「ムーンレイカー」などでも水上追跡シーンが見られます。
★黄金銃を持つ男
実は、私が映画館で見た「007」はこの映画が最初でした。
中学2年のお正月映画でね・・・梅田の北野劇場へ見に行きました。それが、8歳年上の叔母のおごりで見に行ったんだけど、一般席は満席で、2回の特別席で見たんだよね。これも忘れられない思い出です。今はもう2階席のある映画館は少ないよね。三番街シネマ1ではまだプレミアシートが2階席にあるんだけど、今思えば、2階席って決して映画を鑑賞する上で、優れている席じゃないよね(笑)
当時流行ってた「カンフー」もとりいれ、随分コメディタッチなかんじですが、なかなかこじんまりとしてて私は好きな作品です。
当時でもすでにベテランの域に達していた、クリストファー・リーがなかなか素敵です。この映画から30年経っても、「ロード・オブ・ザ・リング」「スター・ウォーズ」で頑張ってくれてるんだからすごいよね。今のところ昨年公開された「チャリチョコ」が最後ですが、今年84歳だって・・・まだまだ頑張って欲しいなぁ。
大量のダイヤが密輸されるという事件が起こった。ダイヤの行方を追ったボンドは、アメリカの富豪ホワイトが経営する科学会社へたどり着く。そこでボンドは、集められたダイヤを使って、強力なレーザー光線を作り上げる計画を突き止める。そして全ての事件は、ボンドの宿敵、ブロフェルドが糸を引いていたのだった……。
死ぬのは奴らだ (1973) LIVE AND LET DIE 121分
麻薬事件を追うボンドは、麻薬を無料で配り社会の壊滅を図るミスター・ビッグという男に行き当たる。モーターボートによるチェイスが見せ場だが、少々ダレる。J・シーモアがタロット占い師で妖しい魅力をみせる。
黄金銃を持つ男 (1974) THE MAN WITH THE GOLDEN GUN 124分
“黄金銃を持つ男”と言われる一流の殺し屋スカラマンガに、英国情報部員ジェームズ・ボンドの暗殺指令が下った。それを察知した英国情報部は、ボンドの安全をはかるため一時的に解任する。だがボンドは、スカラマンガと対決するため、彼のひそむ中国の孤島へと飛ぶ……。
この7本目から9本目までは、ショーン・コネリーの復帰や新しいボンド、ロジャー・ムーアの登場など、話題には事欠かないんですが、個人的な思い出は別として、ちょっと「地味」な3本かもしれません。
★ダイヤモンドは永遠に
前作「女王陛下の007」を降りたショーン・コネリーの復帰作。で、皆さんこの映画を見直して欲しいんだけど、このときのショーン・コネリーの年齢何歳だと思う?びっくりするよ?(笑)公開された1971年当時で41歳だって(笑)どう見ても50歳を越えてるよ。彼は第一作の「ドクターNO」の時、まだ31歳くらいだったらしいんだけど、見た目と実年齢が10歳は老けて見えるよね。
だからこの「ダイヤモンドは永遠に」はめちゃ老けたボンドが口先だけ達者で老体に鞭打ってアクションしてるってイメージがきつくってね(笑)
全体として、ちょっとアダルトな雰囲気。ラスベガスが出てくるからかもしれないけど、ちょっと落ち着いた雰囲気です。相手の刺客2人組が面白くって・・・当時「イージーライダー」「真夜中のカーボーイ」など「男同士」ってのもめちゃオープンに表現できるようになったのもあるかもしれませんが、どうみても製作者側が「バカにしてる」としか思えません(笑)
ショーン・コネリーはこの後「ネバーセイ・ネバーアゲイン」でボンドを演じますが、一応この「ダイヤモンドは永遠に」が最後のボンド映画となります。
★死ぬのは奴らだ
3代目ボンド役に抜擢されたロジャー・ムーア。実は彼はショーン・コネリーよりも3歳年上(笑)この「死ぬのは奴らだ」の公開時、すでに46歳ってことだけど、やっぱショーン・コネリーよりも10歳くらい若く見えたよね?(笑)
ロジャー・ムーアは私は見たことがありませんが1962年~68年までTVの人気ドラマ「セイント」で主役を張ってきたお茶の間にはお馴染みの人気者だったみたい。
まあ私にとってこの作品は「後付け」ですが、やはり主題歌を「ポールマッカートニィ&ウイングス」が手がけたって言うのがすごいことで。今思えばビートルズ解散後たった4年ほどのことなんだよね。今でも彼のライブでは演奏されますし、ウイングス時代のライブ映画「ロック・ショー」でもこの曲はメチャ印象的でした。
物語はとても地味で・・・あまり好きな話じゃないんだよね。すごく差別を感じるし。ボートのシーンがあまりにも長いのも気に入らないし(笑)で、この映画での水上追跡シーンが気に入ったのか、次作「黄金銃を持つ男」や「ムーンレイカー」などでも水上追跡シーンが見られます。
★黄金銃を持つ男
実は、私が映画館で見た「007」はこの映画が最初でした。
中学2年のお正月映画でね・・・梅田の北野劇場へ見に行きました。それが、8歳年上の叔母のおごりで見に行ったんだけど、一般席は満席で、2回の特別席で見たんだよね。これも忘れられない思い出です。今はもう2階席のある映画館は少ないよね。三番街シネマ1ではまだプレミアシートが2階席にあるんだけど、今思えば、2階席って決して映画を鑑賞する上で、優れている席じゃないよね(笑)
当時流行ってた「カンフー」もとりいれ、随分コメディタッチなかんじですが、なかなかこじんまりとしてて私は好きな作品です。
当時でもすでにベテランの域に達していた、クリストファー・リーがなかなか素敵です。この映画から30年経っても、「ロード・オブ・ザ・リング」「スター・ウォーズ」で頑張ってくれてるんだからすごいよね。今のところ昨年公開された「チャリチョコ」が最後ですが、今年84歳だって・・・まだまだ頑張って欲しいなぁ。
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