家族のしがらみから逃げてきたフリーターの辰巳ユリが住んでいるのは大阪の安アパート“コーポ”。彼女の他にも、それぞれに事情を抱えた訳あり住人たちが、それとなく声を掛け合い、ゆるい連帯を築いて暮らしていた。そんなある日、住人の一人が首をつって自殺した。協力して死体を下す一方で、さっそく部屋にある家電製品を品定めするユリたちだったが…。
映画館 ★★★
舞台が大阪ってことで、どうしてもどこで撮影しているのかな?ということばかり気になってしまいました。何箇所もよく知った場所が出てきて嬉しいのですが、新世界をチャリで走っていたヒロインが次のシーンでは十三大橋になってたり・・・ま、そんなことはどうでもいいですが(笑)
一番良かったのは住民たちがみんな仲良しってことでした。「めぞん一刻大阪のボロアパートバージョン」といった感じです。もっとも美人の未亡人はいませんが、東出くんは四谷さんみたいにいつもスーツ着ていました(笑)
安物のタバコと良いタバコを交換してくれって頼む怪女優は誰か全くわかりませんでしたが、藤原しおり(ブルゾンちえみ)でした。あんな役よく引き受けたなぁ(汗)
全体的にぬるい脱力系映画でしたが、もう一波乱、一工夫したら面白いんじゃないかな。
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