アメリカのエリート・パイロット・チーム“トップガン”だったが、ある時そんな選りすぐりの精鋭である彼らをもってしても達成困難な任務が立ちはだかる。そして、その到底不可能と思われるミッションを成功させるための切り札となる教官として彼らの前に現れたのは、伝説のパイロット“マーヴェリック”だった。トップガン史上最高のパイロットでありながら、規律に縛られない型破りな性格ゆえに昇進とは無縁の海軍人生を送ってきた。しかし、そんなマーヴェリックに対し、若くてプライドの高いトップガン・パイロットたちは一様に懐疑的だった。中でもマーヴェリックのかつての親友グースの息子ルースターは、父の死にわだかまりを抱え、マーヴェリックに敵意さえ向けるのだったが…。
映画館 ★★★☆
冒頭の数分は「トップガン」と全く同じと言ってもいいような演出。「デンジャーゾーン」のBGMとともにファントムが航空母艦から飛び立つシーンです。
前作では「ビーチバレー」に興じるシーンが有りましたが、今回は海辺の砂浜でアメリカンフットールもどきを。
ジェニファー・コネリー相手のラブシーンも・・・って言っても、さすがに50代の二人なので小っ恥ずかしいものがありましたが。
あと前作と同じようにノーヘルでカワサキGPZかっ飛ばしますし。
ついでにいうと、メグ・ライアンが前作と同じ役で久々に顔を見せています。
今回の内容的には「トップガン&ミッションインポッシブル」ってかんじで、不可能なミッションを成し遂げようと自分の子どもくらいのパイロットたちを鍛えます。前作で緊急脱出時の装置の不具合の事故で亡くなったバディのグースの息子がキーマンですが、彼も物語を通じで成長していきます。
なんと言ってもさすがに30年以上の時間はマーヴェリックを大人に・・・って言っても、やはり無茶しまくりますが(笑)
公開2日目の土曜の初回に見に行きましたが、久々に7割以上座席が埋まった状態でした。
続編で名作がめちゃくちゃにされることを恐れたけど
さすがトムさん、でしたね。
最初の映像&音楽ですぐに36年が吹っ飛びました。
たしかにミッションインポッシブル的な感じもありますよね。
田舎の映画館が初日平日なのにやっぱり満席に近くてびっくりでした。
映画を見に行く世代が中高年ってことが再確認できる作品でした(笑)
比べちゃ悪いけど「シンウルトラマン」もオヤジばっかりだったし。
ただ、「お約束」の連続をちゃんと守ってくれたことにオールドファンは感動したのは事実でした。
若い世代はどう感じたんだろうか。
バイク&戦闘機好きだからだと思うけど、
2回目3回目の鑑賞もあり、って言っています。
親世代が“ノスタルジック”な感想を言いがちなせいでその手の映画みたいなイメージにならないようにしないといけないんだなって思いました。
トム・クルーズは「MIP」でもずっと同じパターンで見せてくれるのが安心っちゃ安心なんだよね。
ただ、やはりデ・パルマ監督の第一作が一番面白い。
2作目以降は変装しまくりなのが気に入らない。
「007」がこの先どうなるのかがめちゃ心配。
ダニエル・クレイグ版は5作品で超大河ドラマみたいだったのがよかった。