暑さも少しずつ和らぎ、心地よい風が吹くようになりましたね‼
日が落ちるのも随分と早くなり、季節の移り変わりを感じます。
訪問リハビリに伺う先々で、コスモスや彼岸花が咲いています🌼
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秋の到来を感じ、心が癒される日々です。
花には気持ちを落ち着かせたり、明るくする効果があるとされています。また、優しい香りや花びら・茎の触感、葉の揺れる音などを感じることで、五感が刺激され、ストレスを和らげるとされています。
もちろん自宅の中にお花を飾っても同様の効果が得られます!
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こちらは利用者様が活けたものです。お花を活けることを日課にされています(いつもとっても素敵に飾られており、訪問リハビリ中に常に癒されています)。
「花を活ける」という活動には、どこにどの花を活けようか?全体のバランスはどうか?茎の長さはどのくらいがよいか?ハサミの扱いは?など様々な思考が伴うため、視空間認知能力(※1)や注意機能(※2)の向上が期待できるとされています。
実際自宅で「花瓶に花を活ける」ためには、水の入った花瓶を持ち歩く、水と花が入り重くなった花瓶を所定の場所に置くなど工程が入るため、安定して歩けることや立位バランスが安定していることも大切になってきます。
私たち訪問リハビリのスタッフは、利用者様が大切にしている日課を、可能な限り継続して頂けるように「手足の筋力を保つための自主運動の提案」「大変になってきた工程があれば代用手段を一緒に考える」などをおこない、利用者様と二人三脚でリハビリを進めています。
「日課が継続できるようにする」これも訪問リハビリの大切な役割です。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
※1視空間認知とは物体の形状や大きさ、位置関係を正確に把握する能力のこと。何かやろうと思ったときに、この能力が高いと脳内で鮮明に体を動かすイメージができるため、スムースに体を動かすことができる。
※2注意機能とは「多くの情報から今必要な情報だけを選べる」「注意力や集中力を持続させて1つのことを続けることができる」「1つのことに注意を向けているときに他のことに気付いて注意を切り替えられる」「いくつかのことに対し、同時に注意を向けながら行動できる」こと。