こんにちは!
お盆も過ぎ猛暑はだいぶ落ち着いてきましたが、台風シーズンに入っていますね🌀特に最近は天気も気温も変動が大きいですね💦
さて今回は、ある特殊な方法でパソコン操作をされている利用者様のお話です。
本来パソコンの操作において、キーボードやタッチパネル、マウスに触れることは必須ですが、病気や怪我などによりそれが困難な場合があります。
両手が使用できなければ、口で棒を咥えてキーを押したり、足指でキーを押したりなど、別の身体の使い方で行うこともあります
また、機械側で操作を支援してくれる装置を導入されている方もいます
私が担当させて頂いている利用者様は、重度の肢体障害により眼・口以外をを動かすことが出来ません。
でも、パソコンを使用しメールやネットショッピング、好きな絵を描いたり、最近はゲームにもハマっています
…えっ、どうやってって思いますよね!
こうしてるんです↓↓
この方が使用されているのは、顎で押すスイッチひとつでパソコン操作を可能にしてくれる操作支援ツールです。
顔の前方のモニターはパソコンと接続されており、顎下にセッティングしたスイッチにより、ベッドで寝たままの姿勢でパソコンを操作されています。
すごいですよね
(実は、私も実際にこのような装置を使用されている方を担当したのは初めてです)
リハビリでは、この方法でのパソコン操作を続けていただけるよう、①顔面特に下顎周囲筋のマッサージ、②下顎の可動域練習(開口し顎先でスイッチを押すため)、③口腔体操(口腔全体の動きを良くするため)、④後頚部筋のマッサージ(画面を見続けるとここの筋肉が硬くなり易いため)などを行っています。
パソコンの使用は、この方にとって最大の楽しみの一つです。また、ご自身を表現する方法のひとつでもあり、この方らしい生活を送る上での大切なツールです
今後もご本人の楽しみが続けられるよう、支援させていただきます!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
(※利用者様・家族様へは写真掲載の許可をいただいております)