朝のニュースで見たのだが、「#わきまえない女」というのがSNS上でちょっとした広がりを見せているらしい。
何のことだ?と思ったが、先日の森氏の発言の一部らしい。
「女性がいると会議が長引く」の言葉のほうが注目を浴びていたが、たしかにそのあとに続いた「組織委員の女性はわきまえている」という言葉、これは問題発言だな。
会議というのは広く意見を発して議論することで、よりよい結論に導くべきなのに、この「わきまえろ」発言は、他人の意見を受け付けないとも受け取れる、かなりパワハラチックな表現だな。
うちの会社でも相手の意見をはねのけようとする人もいるが、これでは良い結果は生まれない。
思えば、会議が長くなる発言も、他人の意見を受け入れたくない、自分の意見を通して、早く会議を終わらせたいという森氏の考え方が見えてくる言葉だったな。
百歩譲って、会議が無駄に長くなる発言をする人はたまにいる。
会議は何でも自由にしゃべっていては収集がつかなくなるので、その議題に則した意見を言わなければならない。
森氏の会議で、議論の本筋と脱線するような発言をする人がいたのかもしれない。
ただ、その場合は司会進行役が上手くコントロールして、議論を本筋に戻してやるべきで、そのような発言が出ている時点で、その会議の質の低さが見て取れる。
思わぬ広がりを見せている森氏の発言であるが、全体的に弁護のしようがない内容なので、こんな事態になっているのかな。
会社でやたらと会議をこなす、40歳。
しかしながら、私は時々、わきまえる、悲しきサラリーマンなのでした。