健康志向が高まる中で、各地で健康づくりが取り組まれています。また、行政と市民が一緒にまちづくりも進められております。そんな思いを12月議会の一般質問で取り上げました。
7名の議員が一般質問を行いましたが、私は「健康長寿のまちづくり・市民協働のあり方」について質問しました。
一元的な健康づくりを
質問 宮崎県延岡市では、医療崩壊という状況に直面して、地域医療を守るために「1に運動、2に食事、3に健診を受けよう」をキャッチフレーズに健康づくりの啓蒙活動を進めています。
館林市でも、それぞれ関係する課が独自に健康づくりを推進していますが、一元的に健康づくりを進める体制が必要ではないでしょうか。
関係各課の連携体制の構築
答弁 スポーツ振興課、健康推進課、保険年金課の合同で実施した健康づくり教室では、ウオーキングやストレッチなどを行い、適正な運動習慣を身につけるきっかけになりました。また、スポーツ振興課と介護高齢課の共同で実施した介護予防教室などにも多くの方が参加し、、市民の健康志向は確実に高まっております。
今後、ますます高齢化社会が進展していくことが想定され、医療や介護にかかる負担が増していくことが予想されています。生活習慣病を予防し、健康寿命の延伸につながるよう、関係各課の連携体制の構築はもちろんですが、市民、地域、行政が一緒になった健康づくりを推進する必要性を強く感じております。
健康づくり市民会議の組織
質問 延岡市では、健康長寿推進市民会議が組織されています。館林市でも市民会議を組織し、総合的な健康、長寿のまちづくりを進めていく考えはありますか。
今後検討したい
答弁 現在、本市には、健康づくり推進協議会があり、具体的な協議はしておりませんが、その下部組織の中で進めていくこと等も今後検討させていただきたいと思います。
市民協働課の役割
質問 市民全体が館林市のまちづくりを進めていく上で協働課の役割は大きいものです。そこで、庁内の各課から市民協働推進委員として1名づつ選出し、市民協働課が中心に、全庁的な体制づくりが必要ではないでしょうか。
協働の輪を広げていければ
答弁 市民協働について全庁的に統一することは、職員一人ひとりがさまざまな課題や情報を共有することで、協働の担い手である市民や市民活動団体との良好なパートナーシップを築いていく上で、とても重要と認識しています。
行政内部だけではなく、市民団体、地域の皆さんとの協働の輪を広げていければ、と考えております。
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