小林まことの活動日誌

日本共産党の館林市議会議員 小林信(こばやし まこと)のブログ
(Since Feb,08,2012)

地方議会は住民の声を受け止め、国を動かす力の発揮を

2016年08月21日 | 市議会・市政・ニュース

 群馬県保育問題連絡会(平石美奈会長)から館林市議会に提出された「保育士等の処遇改善と職員基準の引き上げの緊急対応と財源確保を求める」請願は6月17日、市民福祉常任委員会で審議されましたが、継続審査の意見が多数を占め、今後も引き続き審議を行うことになりました。

館林市の保育士は
正規よりも臨時が多い

 請願の審議にあたって、当局から参考意見を伺った際に、館林市の公立保育園の保育士さんは、正規職員よりも臨時の職員が多いということです。これでは本当に安心できる、よい保育ができるか心配です。

国を動かす地方議会に

 審議で私が強調したのは次の点です。

 保育士の処遇として民間と公立の賃金格差出ており、保育士不足に拍車をかけることにつながっています。公立でも正規と臨時では同じ労働条件なのに、賃金に格差が出ています。同一労働・同一賃金が前提であると同時に正規の職員にすべきです。

 また請願では、「(新制度では)消費税を財源に保育の『量的拡充』及び『質の改善』をめざすとされているものの、財源確保も含めて十分とはいえません」と指摘しています。

 消費税だのみの財源では、10%増税は2年半先送りとされ、まさに不安定です。市も財源確保に国へ要望しています。

 市の要望を後押しし、議会として国へ意見を上げるべきで、国の動向を見ながらではなく、地方の議会が国を動かす必要があります。

 国の顔色をうかがっているのでは、地方の役割が果たせないと指摘して、請願を採択すべきと主張しました。

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